イシバシランブログ

「エクセル関数」と「お金に関する情報」をメインテーマに書いています。

月10万円の配当所得を得るための必要なこと

今回は、月10万円の配当所得を得るための必要なことについて解説します。

配当所得とは、株式の配当金や投資信託の分配金の事を指しており、保有数が多いほど所得が高くなります。

配当所得を月10万円を得るためには、年間で120万円を得られる資金力が必要です。

一部のお金持ちを除き、最初から年間で120万円を得られる資金力は持っていません。

目標とする配当所得を得るためには、「必要資金」・「資金を稼ぐ方法」・「必要資金を得るために掛かる時間」を明確にしておくことが大切です。

 

配当金を年間で120万円得るための必要資金

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上図の通り、配当利回りが高い株式を購入するほど、必要資金は少なくなる傾向にあります。

ただ、必要資金を少なくしたいからと、配当利回りが高い株式だけを購入することは、おすすめしません。

なぜなら、1年限定の記念配当があり利回りが高くなっていること、会社の支払能力以上に配当金を出していること、といった場合が多く、短期間で配当利回りの減少または0になる可能性が高いからです。

業績が安定しており、財務状況にも余裕がある会社の株式を購入するようにしましょう。

税引後の配当利回りが5%だと必要資金は24,000,000円になりますが、優良株式の税引き後の配当利回りが5%以上で購入できることは、滅多にありません。

税引後の配当利回りが3%についても低い数値ではありませんが、購入できる機会は少なくありませんので、税引後の平均利回りが3%を一つの目標とします。

ちなみに、税引後の配当利回りが3%の株式を購入する前提だと、40,000,000円が必要となります。

 

資金を稼ぐ方法

必要資金の40,000,000円を短期間で稼ぐことは、大部分の人にとって難しいです。

会社勤めで給与所得のみで40,000,000円を稼ごうとすると、年間の手取りが4,000,000円だと10年必要となります。

手取りの4,000,000円のうち、1,000,000円を株式の購入に使い続けても、40年必要となります。(保有株式の配当利回りの上昇を加味しない前提)

必要資金を早く稼ぐためには、給与所得以外に収入源を増やすことが必要です。

起業する以外に個人で出来ることは下図になります。

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過去にブログで各々についての解説をしていますので、詳細の説明は省略しますが、安定してお金を稼ぎやすいという面から、①と②を継続して行うことがおすすめです。

努力がどのタイミングで実るかは分かりませんが、実った時は給与所得に負けない収入源となる可能性が高く、必要資金の確保が早まります。

また、①については不労所得となる可能性も秘めています。

③については、時価が少ない小型株を大量に購入後に、会社が順調に成長し株価が右肩上がりで上昇し続ければ、株式数に応じて多くの利益を得られるため、1回のインパクトは大きいです。

ただ、どのタイミングで株価が上昇するかが分からないこと、逆に株価が下落し続けるリスクもあることから、継続して利益を確保することが難しいです。

 

必要資金を得るために掛かる時間

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上図の通り、 年数が長いと給与所得のみで目標達成が可能で、年数が短いほど給与所得以外の収入源が必要となります。

収入は上図の通りだが、生活費を上図より減らした場合は、自分自身の給与所得のみでも35年目ぐらいには達成可能となります。

ただ、給与所得のみで達成となると、どうしても時間が掛かるという点は、留意する必要があります。

たとえ、1年目から給与所得の全額を株式の購入に充てることが出来たとしても、収入が上図の通りに進むならば、目標達成は12年目になります。

早く目標金額に到達したいならば、収入源を増やすことは必須です。

 

最後に

 必要資金を稼ぐために共通していることは、自分の努力次第で、稼げる金額を増やせることに時間と労力を費やすことが、必要資金を早く稼ぐための近道となります。

収入源が複数あると、お金の心配が少なくなり、ゆとりが持てるようになります。

お金の心配がなくなることで、「やらなければいけない」が頭の中から減っていき、「やりたいこと」が頭の中で増えていき、行動に移せるようになりますので、収入源を増やすことは人生を変える手段としておすすめです。

ドライな人の思考

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Photo by Clker-Free-Vector-Images from Pixabay


物事を割り切った考え方をする人、感情に流されない人は、ドライな人と呼ばれます。

ドライな人は、気難しいとか、感情がないとか、イメージを持つ人がいるかもしれませんが、それは違います。

私は周りから考え方がドライだと言われることが多いですが、判断基準の中に「感情面ではどう思うか」があり、感情がないことはありません。

人間関係においての判断では、人として好きかどうかは、必ずチェックする項目となっているため、ドライな人は感情を表に出していないだけです。

 

ドライな人の判断基準

人間関係を構築する上で、相手に興味を持つかどうかは、下図の流れだと考えています。

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1.人として好きかどうか

まず最初に、人として好きかどうかの判定があります。

人として好きの理由は、物事の考え方や見た目など、色々な要素がありますが、相手に興味を持つ最初の条件は、ドライではない人と同じではないでしょうか。

好きではない人と長い間、交流を続けることはストレスになるため、ドライである程、ストレスになる相手は避けると思います。

 

2.恩があるかどうか

次に、相手に対して恩があるかどうかの判定があります。

誰かに助けてもらう状態というのは、突発的なアクシデント以外では、自分が苦手なことを手伝ってもらうことが多いと考えています。

そのような相手に対しては、自分が出来ないことを出来る人として、尊敬の対象になります。

ドライな人が余計だと思う程、必要以上に関わろうとしなければ、相手に興味を持つ可能性があります。

 

3.利益はあるか

2つの判断基準があると思います。

1つ目は、人としては好きではないが、その人が何かの能力が突出しており、一緒にいると自分が成長できる場合が該当します。

2つ目は、自分が相手に教える側の場合、今は相手から得られるものは少ないが、将来的に大きく成長し、いずれ自分に利益がもたらされると判断した場合です。

どちらも相手に光る何かを感じた場合に、相手と関わろうとします。

 

最後に

人間関係において、ドライな人は相手に対して、「執着」がほとんどありませんので、進む方向が違うと判断したら、すぐに交流を終わらせることが多いと思っています。

また、稀にですが、ドライな人がしつこく誘ってくる相手に対して、『私にどのようなメリットがあるのか?』と返答することがあります。

そのような返答をする理由は、単純に上図の判定の全てで「NO」になったからなので、しつこく誘うのはやめましょう。

ドライな人とそうではない人の差は、「感情を表に出すかどうか」と「執着の有無」です。

それ以外は、ドライではない人とあまり変わらないと思いますので、ドライな人と心地良い距離を取るための参考にしてください。

学生時代の勉強は将来の役に立つのか

今回は、学生時代の勉強は将来の役に立つのかについて解説します。

多くの人が、学生時代または社会人になってから、学校の勉強は社会に出てから役に立っているのかと1度は考えたことがあると思います。

社会に出て働いている身としては、役に立つものも立たないものもあると感じています。

下図は、中学まで必須科目となっていた5科目です。

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 この5科目は高校受験に必要なため、学校が一番多くの時間を取っていた科目です。

各科目について、社会に出た後で、役に立っているか否か、感じていることを解説していきます。

 

1.国語

読み書きの能力は、生活する上で必要不可欠な能力です。

誰かとコミュニケーションを取る時、ネット等で情報収集する時に役に立っていると感じています。

場面に応じた言葉選び、読みやすい文章の作成が出来れば、あなたの魅力として周囲に評価されることもあります。

古文や漢文は、国語教師や塾講師以外は、仕事で携わることは、基本的には無いので、学ぶかどうかを学生自身に選択させても良いと思います。

 

2.社会

世の中には、人々が平和に暮らすために、多くの仕組みが存在しています。

この仕組みを理解するために、知識を付けるべき分野が、歴史・地理・政治・経済の4つだと考えています。

歴史は、過去の人の成功と失敗を学ぶことが出来るので、自分が選択を行う時の参考に出来ます。

地理は東西南北のどこに何があるのか理解することが出来ます。

政治は国がどのように運営されているのか理解することが出来ます。

経済はお金と物価の関係を理解することが出来ます。

歴史と地理については、時代が変わる出来事をメインに学び、その他は学ぶかどうかを学生自身に選択させても良いと思います。

政治と経済については、日常生活に密接に関わってくるため、内容を深堀りし多くの時間を割くべきだと思っています。

 

3.数学

収支管理や人付き合い、料理やスポーツ等、人間の活動は数字と密接に関わりがあるので、計算能力を鍛えることは、生きるために必要不可欠なことだと言えます。

資産運用をする人にとっては、複利の計算や比率の算出は日常なので、数字に強くなりたい人は、計算能力の向上に取り組んで損はありません。

図形の証明や三角関数は、社会人になった後、多くの人が使う機会がないと思いますので、学ぶかどうかを学生自身に選択させても良いと思います。

 

4.理科

火や電気などのエネルギーが発生する仕組みや生物の体の仕組みを理解することが出来ます。

理科は、物理・化学・地学・生物といった分野に分かれており、大部分の人が日常生活では、知識を使う機会はありません。

一部の人は、いずれかの分野の専門職として、携わることになりますので、高度な知識が必要となります。

将来、必要な人とそうでない人がはっきり分かれますので、全員が学ぶ範囲を減らして、追加で学ぶかどうかを学生自身に選択させても良いと思います。

 

5.英語

世界の多くの国で使われている言語なので、海外に住んだり現地の人とコミュニケーションを取ることが出来ます。

もし、英語が出来れば、ブログや動画の視聴者を日本だけではなく、英語圏内にも広げられますので、日本語のみの人と比べて視聴者を確保しやすくなります。

語学は翻訳の仕事があるように、取得言語数が多いほど周りとの能力の差別化が出来るようになり、それで生計を立てることも可能となります。

将来、必要な人とそうでない人がはっきり分かれますが、自分の選択肢を広げるという意味では、非常に大きいですので、なるべく学んだほうが良いと思っています。

発音の違いを耳で判別しやすい、なるべく若いうちに学ぶと習得が早いと思います。

 

最後に

『将来の役に立つ』の定義を、日常生活または仕事で使う機会が多いこととすると、読み書き・仕組みの理解・計算が、当てはまると思っています。

それ以外は、人によっては使わない内容もありますので、全員が勉強するのは概要だけにして、深く勉強するかは学生自身に判断させても良いと思っています。

その理由は、勉強をやらされていると思っている学生は多いと思いますので、本人に選択させることで、自分の将来について真剣に考えるきっかけになるからです。

勉強が将来の役に立つか否かは、自分が何をしたいか明確に分かっており、その方向に向かい努力したかに掛かっていると思います。

勉強する本人は興味を持てることを見つける、サポートする人は興味を持つきっかけを作ってあげられるようにして、同じ方向を向くことが大切だと思います。

お金の使い方を変える

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Photo by Thomas Breher from Pixabay

今回は、お金の使い方を変えるために出来ることについて解説します。

あなたは自分のお金の使い方についてどのように評価していますか?

ついつい無駄遣いをすることが多いですか?

それとも必要最低限のお金だけ使い、残りは全て貯金することが多いですか?

そして、自分のお金の使い方で形成されている「今の生活」に満足していますか?

もし、浪費家の傾向があり、今の生活に納得していないならば、支出の優先順位の見直しを行い、自己投資費用を確保出来るようなお金の使い方をする必要があります。

逆に、倹約家の傾向があり、今の生活に納得していないならば、自分が楽しいと思うことを見つけるために、お金を使う必要があります。

 

浪費家の支出の見直し

最初に行うべきことは、支出の内訳の確認です。

具体的には、毎月の支出から固定費と変動費を把握することです。

下図は、1ヶ月の支出の具体例になります。  

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まず、固定費が13.5万円掛かっています。

固定費とは、毎月決まった金額が発生する費用の事です。

一度固定費の削減に成功すると、契約を変更しない限り、毎月効果が続きますので、削減可能な費用がないか確認をしましょう。

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次に変動費を見てみましょう。

変動費は、食費と娯楽費を合わせて6.5万円掛かっています。

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支出の見直しにより捻出したお金は、今の生活を変えるためにお金を使うようにしましょう。

新しい能力を身に付けたいのならば、その分野の勉強のためにお金を使ってください。

高い教材を買えば良いということではないので、事前に情報収集をしっかりしましょう。

勉強している内容に興味を持ち始めると、今まで風景の一部と捉えていたものが、自分の視界に入るようになります。

そして、自ら情報発信を行えば、新しい分野に同じく興味を持っている人と繋がる可能性があります。

 

 

倹約家の支出の見直し

最初に行うべきことは、節約の目的の再確認です。

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もし、貯金をするだけならば、自分が幸せになるために、許容範囲内でお金を使うようにしましょう。

貯金することが幸せならば、使う必要はありませんが、収入源を増やした方が、お金は早く貯まる確率が高いので、副業や株式投資の勉強をおすすめします。

次に、自分の好きなことを探すことです。

今の生活に不満を抱いている理由が、好きなことがなくて道に迷っている場合は、未知の体験にお金を使いましょう。

好きを探しても見つからないということは、現時点で自分が考えられる所に、好きなことはない確率が高いです。

一方、未知の体験は良し悪しが判断出来ないので、先入観がない自分の思いが分かります。

好きでも嫌いでもなく、分からないものを選びましょう。

今まで、絵に興味を持ったことがなければ、絵を描いたり、美術館に絵画を見に行くと、結果はどうであれ、自分の中で経験値として蓄積されます。

未知の体験を繰り返して、好きなものを見つけましょう。

 

最後に

浪費家の人が、支出の削減を検討する時に、どうしても優先順位を付けられない時は、収入を増やすことに考えをシフトしましょう。

具体的には、会社で出世して給料を上げる、副業を始める等です。

また、娯楽用に購入した最新作のゲームをクリアしたらすぐに売却する等、支出の一部を回収することも一つの手です。

欲しいものが多いならば、当然ながら相応の努力が必要となります。

収入を増やすことと消費を我慢することのどちらが楽か、天秤に掛けて判断しましょう。

倹約家の人が、毎月の貯金額を減らすことに抵抗がある時は、何ヶ月分の生活費があれば安心できるか、自分でラインを引きましょう。

誰にでも言えますが、今を変えるには新しいことに取り組む必要があります。

その結果、自分だけの武器を作り上げて、生活を大きく変えられる可能性があります。

自分だけの武器を手に入れるために、新しいことに興味を持つようにしましょう。

時間の使い方を変える

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Photo by Uwe Kern from Pixabay

今回は、時間の使い方を変えるために出来ることについて解説します。

まず、自分の今の生活をこのまま維持したいと思いますか?

現状維持が嫌だと思う人は、生活が変わる見込みはありますか?

もし、無いならば、時間の使い方を変える必要があります。

その理由は、今までの行動の積み重ねが今の生活であるため、自分の行動を変えない限り、今の生活が変わる見込みを生み出せないからです。

時間の使い方を変えるためには、目標、現在の時間の使い方、未来の時間の使い方を明確にする必要があります。

 

現在の時間の使い方を把握する

例えば、目標が6ヶ月後(24週間後)の簿記2級の試験への合格だとします。

また、24週間で勉強時間を270H確保出来れば、試験に合格するだけの能力を取得したと仮定します。

下図は、現在の1週間の時間の使い方になります。

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1週間を時間(H)に換算すると、24H×7日=168Hになります。

168Hの時間の内訳は、睡眠:53H、職場への移動:5H、仕事(昼食含む):50H、朝食・夕食・家事・風呂:16H、勉強:7H、趣味:37Hとなります。

勉強時間が1週間で7Hなので、24週間後の累計勉強時間は、7H×24週=168Hとなり、168H-270H=102Hが不足します。

このままでは、目標を達成することが出来ません。

 

未来の時間の使い方を決める

現在の時間の使い方では、目標を達成することが出来ませんでしたので、時間配分を下図のように変更しました。

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168Hの時間の内訳は、睡眠:49H、職場への移動:5H、仕事(昼食含む):50H、朝食・夕食・家事・風呂:16H、勉強:13H、趣味:35Hとなります。

勉強時間が1週間で13Hなので、24週間後の累計勉強時間は、13H×24週=312Hとなり、270Hを42H上回るので、目標達成となります。

 

理想的な時間の使い方

未来の時間の使い方で、簿記2級取得の目標達成をすることが出来ました。

しかし、簿記2級取得以外に、同時進行で進めたい目標がある場合、未来の時間の使い方で説明した時間配分では、行動することが出来ません。

そこで、現時点で可能な限り、自分を変えるために使える時間を考えた結果が、下図になります。

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1つ目は、土日の睡眠時間を2H/日ずつ削りました。

睡眠時間を統一することにより、体のリズムを作りやすくするためです。

2つ目は、仕事時間を1H/日ずつ削りました。

ルーティン作業のうち、自分の中で仕組化が可能な箇所の作業時間を削減することを想定しました。

3つ目は、趣味の時間を1日に1Hだけ取るようにしました。

趣味の時間は完全な自由時間なので、時間だけを考えると、その時間を全て自分の生活を変えるために充てても良いのですが、やる気を保てなくなると思いますので、趣味の時間は残すようにしました。

趣味の時間をどれだけ自分の能力向上のために注ぎ込めるかが、自分の生活をより良いものに変えられるか否かに大きく関わっていると思っています。

 

最後に

1日に人が使える時間は、年齢や財産に関係なく、24時間です。

目標達成するためには、当然ながら手法も大切ですが、目標について、どれだけ考えて、どれだけ行動に移したかも大切だと思っています。

誰かと競う相対評価で合否が決まるものは、目標に対して時間を掛けるだけでは、報われないかもしれませんが、一定の点数以上の取得等の絶対評価で合否が決まるものは、目標に対して時間を掛けるほど、報われる可能性が高いです。

自分を変えたいと思った場合は、時間の使い方をぜひ見直すようにしてください。

居心地が良い環境を作るために出来ること

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Photo by 5688709 from Pixabay

今回は、居心地が良い環境を作るために出来ることについて解説します。

皆さんは「居心地が良い環境とは何?」と質問されたらどのような環境を思い浮かべますか?

仲が良い人に囲まれて過ごせる環境や、一人でのんびり過ごせる環境を思い浮かべる人が多いと思います。

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そして、間違いなく言えることは、自分と合わない人や、面倒くさい人だと思う人が同じ場所にいないことです。

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1.好きな人も嫌いな人もいる環境

友達や尊敬する人など、自分が好感を持っている人だけが周りにいることが理想の環境です。

しかし、会社や学校、習い事やサークルといった、自分が関わるコミュニティのどこかには、嫌いな人が存在することが多いものです。

習い事やサークルは嫌だと思うならば、すぐに辞めてそのコミュニティから抜けることが出来ますが、会社や学校だと簡単に辞めることは出来ないため、コミュニティのメンバーが変わるまで嫌いな人と一緒に過ごす必要があります。

もし、嫌いな人が自分に対して、必要以上に厳しく接してくる人ならば、関わることを想像しただけでストレスになります。

好きな人と一緒に過ごせても、ストレスを0にすることは出来ませんので、嫌いな人との接し方が、居心地が良い環境を作るためのカギになります。

嫌いな人が厳しく接してこないようにするためには、下記が必要です。

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まず、自分のレベルを上げることです。

相手が必要以上に厳しく接してくる要因に、自分を下に見ている可能性がありますので、そのコミュニティで一目置かれるものが、テストの点数ならば学力向上を、仕事ならば必要な技能を身に付けましょう。

周囲の人が認めるぐらいにレベルが上がれば、相手は周りの目を気にして大人しくなる可能性が高いです。

次に、相手との接触回数を減らすことです。

直接話す必要がなければメールやチャットで、第三者を介しての情報伝達が可能ならば間に人を置いてやり取りをしましょう。

話さなければいけないという余計なストレスをなくすことが出来ます。

そして、第三者に自分の事を知ってもらうことです。

仲良くなるためというより、味方を増やすための意味合いが強いです。

人をしっかり見て行うのが前提ですが、自分の好き嫌いや考え方を開示することで、第三者が自分について理解してくれるようになり、嫌いな人とのやり取りで問題が起きた時に、助けてくれる可能性があります。

 

2.好きな人も嫌いな人もいない環境

自分に対して、距離を縮めてくる人も、敵視する人もいなくて、各々が自分のペースを確立している場合です。

この環境は人間関係による刺激は少ないので、ストレスはあまり感じません。

人付き合いが淡白な人にとっては良い環境です。

ただ、自分の対応次第では、居心地が悪くなりますので、下記に注意しましょう。

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まず、適度な距離感を保ちましょう。

好きではない人から、いきなり距離感を縮められたら、嫌な思いをしますので、急に対応を変えるのはやめましょう。

次に、自分の事だけを考えて動かないことです。

自分の行動で、相手に迷惑を掛ける可能性がある場合は、事前に相手へ相談をしておきましょう。

そして、礼儀を忘れないことです。

挨拶やお礼は必ず言うようにしましょう。

毎日の積み重ねが自分への信用に繋がります。

 

まとめ

大部分の人が、自分が関わるコミュニティのどこかに嫌いな人はいるものです。

どうしても嫌いな人と関わりたくない場合は、コミュニティを抜ける準備に力を注ぐべきだと思いますが、それ以外の場合は、なるべく関わらない方法を考えましょう。

居心地が良い環境は、自分の行動次第である程度は作ることが出来ます。

自分のスペックを上げることは、時間が掛かると思いますが、意思伝達方法の工夫や、礼儀作法などは、自分の心掛け次第で出来ることです。

少しずつで良いので、出来ることから始めてみましょう。

株式投資の魅力

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Photo by Lorenzo Cafaro from Pixabay

株式投資とは、株式会社が発行する株式を購入することで、会社が生み出した利益の一部を受け取ることです。

日本株を購入する時は、基本的に100株単位での購入になるため、動かす金額が大きく、株式投資を行うことに躊躇する人もいると思います。

もし、購入しようと思った株式が下落した場合は、株式投資を行わなかったので、損失を避けられたことになります。

逆に、購入しようと思った株式が上昇した場合は、株式投資を行わなかったので、利益を逃したことになります。

株式投資は自己責任ですので、「しない」という選択もありだと思いますが、少しずつで良いので収入源を増やしたい人にとっては、「あり」という選択肢は一考に値すると思っています。

今回は、株式投資のメリットとデメリットを解説しますので、株式投資を行うか否かの参考にしてください。

 

メリット

1.値上がり益

株式の価値が購入した時点より高い時に、株式の売却を行う場合が該当します。

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株式の利益は、実際に売買を行わない限り、利益の確定にはなりません。

この確定していない利益は『含み益』といいます。

現時点で株式の売却を検討している場合、上図のように、購入時点で株価が1,000円で、現時点で株価が1,200円の時は、含み益は20,000円(②-①)となります。

もし、今後株価が1,200円以上になると思える場合は、すぐに手元に資金が欲しい人以外は、この株式の売却は行わずに、含み益がある状態で保有しておく人が多いと思います。

企業の業績好調が続いた時は、株価も上昇することが想定されるためです。

その結果、上図のように、将来的に株価が1,500円になった場合は、利益が50,000円(③-①)となり、現時点より多くの利益を得ることが出来ます。

 

2.配当金を得られる

企業によっては、保有している株式数に応じて、配当金の支払いを行っています。

株式を保有しているだけで、お金が入ってきますので、完全な不労所得となります。

もし、企業の業績が好調ならば、前年度よりも配当金を多めに出す可能性があります。

 

3.株主優待

企業によっては、株式を100株以上持っていたら、自社製品やサービスの割引券をもらえる場合があります。

株式の保有数が多いほど株主優待も豪華になる傾向があります。

ただ、株主優待欲しさに企業の業績を調べもせずに、株式を大量購入すると、将来大きな損失を出してしまう可能性がありますので、あくまでオマケと考えておきましょう。

 

デメリット

1.値下がり損

株式の価値が購入した時点より低い時に、株式の売却をせざるを得ない状態になった場合が該当します。 

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株式の損失は、実際に売買を行わない限り、損失の確定にはなりません。

この確定していない損失は『含み損』といいます。

現時点で株式の売却を検討している場合、上図のように、購入時点で株価が1,000円で、現時点で株価が800円の時は、含み損は20,000円(①-②)となります。

もし、今後株価が1,000円以上になると思える場合は、この株式の売却は行わずに、そのままにしておく人が多いと思います。

しかし、企業の業績悪化が進み、改善の見通しが立たない時は、株価の下落が進んでいくことが想定されます。

その結果、上図のように、将来的に株価が500円になり復調気配が無いと考えられる場合は、将来的に損失を50,000円(①-③)出してしまうより、ダメージが少ない20,000円の損失で売却を行うことがあります。

 

2.配当金が減額の可能性がある

会社の業績が不調になると、利益の確保が満足に出来なくなり、配当金の源泉となるお金を確保できないため、配当金の減額を行われることがあります。

業績が不調になる理由は、会社自身に原因があるものもあれば、災害やパンデミックのように、国内または世界中で、人やモノの往来が不自由となり、企業活動が満足に行えずに発生する場合もあります。

 

最後に

冒頭でも言いましたが、株式投資は自己責任です。

もし、大きな金額を動かすことに抵抗がある場合は、「SBIネオモバイル証券」だと日本株を1株から購入することが出来ますので、そこから始めてみると良いと思います。

株式投資は、損する可能性もありますが、利益を得られる可能性もあり、配当金による不労所得を形成できるので、お金に関する悩みを解決できる可能性があります。

もし、興味がある場合は、自分の「リスク許容度」と「余剰資金」と相談しながら、少しずつ始めてみると良いと思います。