イシバシランブログ

「エクセル関数」と「お金に関する情報」をメインテーマに書いています。

【エクセル】NOT関数とXOR関数の使い方

エクセルで、指定した条件の結果を反転させるのが『NOT関数』で、指定した複数の条件の一部だけに該当する時の処理方法を指示するのが『XOR関数』です。

主に、IF関数と一緒に使われることが多いです。

下図を用いて、NOT関数とXOR関数の使い方を解説します。

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NOT関数とXOR関数の構文

まず、NOT関数とXOR関数の構文は、次のようになっております。

NOT関数:=NOT(条件式)

XOR関数:=XOR(条件式1,条件式2,条件式3,~)

 

エクセル関数を使う時は、2つの使い方があります。

1つ目は、黄色の○で囲っている「fxをクリック→すべて表示を選択→該当関数を選択→OK」と入力後に、入力内容を指示した枠が表示されるので、そこに入力することです。

2つ目は、緑色の枠に構文を直接入力となります。

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NOT関数の使い方

次に、「条件1:出身が東京都ではないならば○、そうでないならば×」の時の構文です。

E3セルに入力する時の関数は下記になります。

=IF(NOT(B3="東京都"),"","×")

条件式:出身地が東京都ではない

条件に該当する場合の処理:○と表示

条件に該当しないの場合の処理:×と表示

NOT関数は、指定した条件の結果を反転させる論理関数です。

例題では、出身地が東京都でなければ"○"、出身地が東京都であれば"×"と表示されます。

Aは、出身地が東京都なので"×"

Bは、出身地が大阪府なので、東京都に該当しないので"○"

Cは、出身地が愛知県なので、東京都に該当しないので"○"

Dは、出身地が東京都なので"×"

Eは、出身地が大阪府なので、東京都に該当しないので"○"

 

XOR関数の使い方

次に、「条件2:出身が東京都または性別が男という条件に、片方だけ一致するならば○、そうでないならば×」の時の構文です。

F3セルに入力する時の関数は下記になります。

=IF(XOR(B3="東京都",C3="男"),"","×")

条件式:出身地が東京都または性別が男の条件に片方だけ一致

条件に該当する場合の処理:○と表示

条件に該当しないの場合の処理:×と表示

XOR関数は、指定した複数の条件の一部だけに該当する時の処理方法を指示する関数です。

例題では、出身地が東京都、または性別が男という条件に、片方に該当すれば"○"、該当しなければ"×"と表示されます。

Aは、出身地が東京都、性別が男で、双方とも条件に一致するので"×"

Bは、出身地が大阪府、性別が女で、双方とも条件に一致しないので"×"

Cは、出身地が愛知県、性別が男で、片方が条件に一致するので"○"

Dは、出身地が東京都、性別が女で、片方が条件に一致するので"○"

Eは、出身地が大阪府、性別が男で、片方が条件に一致するので"○"

 

NOT関数とXOR関数は、使用頻度はあまり多くないかもしれませんが、IF関数の条件式を設定する時に使われることがありますので、違いを覚えておきましょう。

【エクセル】ASC関数とJIS関数の使い方

エクセルで、英数カナ文字の文字列を全角から半角に変換するのが『ASC関数』で、英数カナ文字の文字列を半角から全角に変換するのが『JIS関数』です。

下図を用いて、ASC関数とJIS関数の使い方を解説します。

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ASC関数とJIS関数の構文

まず、ASC関数とJIS関数の構文は、次のようになっております。

ASC関数:=ASC(文字列)

JIS関数:=JIS(文字列)

 

エクセル関数を使う時は、2つの使い方があります。

1つ目は、黄色の○で囲っている「fxをクリック→すべて表示を選択→該当関数を選択→OK」と入力後に、入力内容を指示した枠が表示されるので、そこに入力することです。

2つ目は、緑色の枠に構文を直接入力となります。

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ASC関数の使い方

次に、「条件1:文字を全て半角に変換」の時の構文です。

C3セルに入力する時の関数は下記になります。

=ASC(A3)

文字列:英数カナ文字の文字列

ASC関数は、英数カナ文字の文字列を全角から半角に変換する関数です。

「アリガトウ」を全角から半角に変換すると、「アリガトウ」

「ゴチソウサマ」を全角から半角に変換すると、「ゴチソウサマ」

「オヤスミナサイ」を全角から半角に変換すると、「オヤスミナサイ」

「Hello」を全角から半角に変換すると、「Hello」

「Nice」を全角から半角に変換すると、「Nice」

 

JIS関数の使い方

次に、「条件2:文字を全て全角に変換」の時の構文です。

D3セルに入力する時の関数は下記になります。

=JIS(A3)

文字列:英数カナ文字の文字列

JIS関数は、英数カナ文字の文字列を半角から全角に変換する関数です。

「アリガトウ」を半角から全角に変換すると、「アリガトウ」

「ゴチソウサマ」を半角から全角に変換すると、「ゴチソウサマ」

「オヤスミナサイ」を半角から全角に変換すると、「オヤスミナサイ」

「Hello」を半角から全角に変換すると、「Hello」

「Nice」を半角から全角に変換すると、「Nice」

 

補足

ASC関数とJIS関数が、最も役立つ時は、「オヤスミナサイ」や「Nice」などの文字列を全て半角か全角に統一する時です。

完成した資料を見た時に、文字の大きさがバラバラだと見づらいと感じる人が多いと思います。

また、 他の人に作成を依頼していた、エクセルデータの文字の大きさがバラバラだと、その資料をそのまま使うことが出来ません。

文字の大きさをすぐに統一したいと思った時に、ASC関数とJIS関数を使えば、すぐに必要な文字列が表示され、その値を元の文章に値で貼り付ければ、解決することが出来ます。

計算する関数ではないため、使う場面は少ないかもしれませんが、知っていれば便利な関数ですので、覚えておきましょう。

【エクセル】N進数の変換

 

今回の記事は、過去に解説したN進数の変換記事に紹介となります。

 

 N進数の種類

数の表示方法に、「2進数」と「8進数」と「10進数」と「16進数」と呼ばれる方法があります。

2進数は、"0"と"1"を使って数を表示する方法で、コンピュータの世界で使われることが多いです。

8進数は、"0"から"7"を使って数を表示する方法で、コンピュータの世界で使われることが多いです。

10進数は、"0"から"9"を使って数を表示する方法で、私たちの日常生活で使われている数字になります。

16進数は、"0"から"9"と"A"から"F"を使って数を表示する方法で、コンピュータの世界で使われることが多いです。

"A"から"F"は、普段私たちが使う数字である10進数で表すと、「A→10、B→11,C→12、D→13、E→14、F→15」となります。

 

エクセル関数では、「10進数を2進数に変換」のように、N進数を任意の進数に変換する関数があります。

下図が変換の時に使用する関数となります。

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 2進数⇔8進数の変換

「2進数」の数を「8進数」の数に変換するのが『BIN2OCT関数』で、「8進数」の数を「2進数」の数に変換するのが『OCT2BIN関数』です。

BIN2OCT関数とOCT2BIN関数の構文は、次のようになっております。

BIN2OCT関数:=BIN2OCT(数値,桁数)

OCT2BIN関数:=OCT2BIN(数値,桁数)

※桁数は、この桁数で表示したいという考えが無ければ、入力は不要です。

詳細については、下記記事で紹介しています。

ishibashiran.com

 

 2進数⇔10進数の変換 

「2進数」の数を「10進数」の数に変換するのが『BIN2DEC関数』で、「10進数」の数を「2進数」の数に変換するのが『DEC2BIN関数』です。

BIN2DEC関数とDEC2BIN関数の構文は、次のようになっております。

BIN2DEC関数:=BIN2DEC(数値)

DEC2BIN関数:=DEC2BIN(数値,桁数)

※桁数は、この桁数で表示したいという考えが無ければ、入力は不要です。

詳細については、下記記事で紹介しています。

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 2進数⇔16進数の変換 

「2進数」の数を「16進数」の数に変換するのが『BIN2HEX関数』で、「16進数」の数を「2進数」の数に変換するのが『HEX2BIN関数』です。

BIN2HEX関数とHEX2BIN関数の構文は、次のようになっております。

BIN2HEX関数:=BIN2HEX(数値,桁数)

HEX2BIN関数:=HEX2BIN(数値,桁数)

※桁数は、この桁数で表示したいという考えが無ければ、入力は不要です。

詳細については、下記記事で紹介しています。

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 8進数⇔10進数の変換

「8進数」の数を「10進数」の数に変換するのが『OCT2DEC関数』で、「10進数」の数を「8進数」の数に変換するのが『DEC2OCT関数』です。

OCT2DEC関数とDEC2OCT関数の構文は、次のようになっております。

OCT2DEC関数:=OCT2DEC(数値)

DEC2OCT関数:=DEC2OCT(数値,桁数)

※桁数は、この桁数で表示したいという考えが無ければ、入力は不要です。

詳細については、下記記事で紹介しています。

ishibashiran.com

 

 8進数⇔16進数の変換

「8進数」の数を「16進数」の数に変換するのが『OCT2HEX関数』で、「16進数」の数を「8進数」の数に変換するのが『HEX2OCT関数』です。

OCT2HEX関数とHEX2OCT関数の構文は、次のようになっております。

OCT2HEX関数:=OCT2HEX(数値,桁数)

HEX2OCT関数:=HEX2OCT(数値,桁数)

※桁数は、この桁数で表示したいという考えが無ければ、入力は不要です。

詳細については、下記記事で紹介しています。

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 10進数⇔16進数の変換

「16進数」の数を「10進数」の数に変換するのが『HEX2DEC関数』で、「10進数」の数を「16進数」の数に変換するのが『DEC2HEX関数』です。

HEX2DEC関数とDEC2HEX関数の構文は、次のようになっております。

HEX2DEC関数:=HEX2DEC(数値)

DEC2HEX関数:=DEC2HEX(数値,桁数)

※桁数は、この桁数で表示したいという考えが無ければ、入力は不要です。

詳細については、下記記事で紹介しています。

ishibashiran.com

 

N進数の変換関数は、変換したい値を選ぶだけなので、使い方はとても簡単です。

今回紹介した各記事には、N進数の変換の仕方も記載していますので、プログラミングに興味がある人は、覚えておきましょう。

【エクセル】BIN2HEX関数とHEX2BIN関数の使い方_2進数⇔16進数の変換

数の表示方法に、「2進数」と「16進数」と呼ばれる方法があります。

2進数は、"0"と"1"を使って数を表示する方法で、コンピュータの世界で使われることが多いです。

16進数は、"0"から"9"と"A"から"F"を使って数を表示する方法で、コンピュータの世界で使われることが多いです。

 エクセルで、「2進数」の数を「16進数」の数に変換するのが『BIN2HEX関数』で、「16進数」の数を「2進数」の数に変換するのが『HEX2BIN関数』です。

下図を用いて、BIN2HEX関数とHEX2BIN関数の使い方を解説します。

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BIN2HEX関数とHEX2BIN関数の構文


まず、BIN2HEX関数とHEX2BIN関数の構文は、次のようになっております。

BIN2HEX関数:=BIN2HEX(数値,桁数)

HEX2BIN関数:=HEX2BIN(数値,桁数)

※桁数は、この桁数で表示したいという考えが無ければ、入力は不要です。

エクセル関数を使う時は、2つの使い方があります。

1つ目は、黄色の○で囲っている「fxをクリック→すべて表示を選択→該当関数を選択→OK」と入力後に、入力内容を指示した枠が表示されるので、そこに入力することです。

2つ目は、緑色の枠に構文を直接入力となります。

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BIN2HEX関数の使い方

次に、「条件1:BIN2HEX関数を使い「2進数」の数を「16進数」の数に変換」の時の構文です。

B3セルに入力する時の関数は下記になります。

=BIN2HEX(A3)

数値:2進数の値

BIN2HEX関数は、「2進数」の数を「16進数」の数に変換する関数です。

0を2進数から16進数に変換した場合は、10進数で表すと0になるので、16進数で表しても、0

1を2進数から16進数に変換した場合は、10進数で表すと1になるので、16進数で表しても、1

10を2進数から16進数に変換した場合は、10進数で表すと2になるので、16進数で表しても、2

11を2進数から16進数に変換した場合は、10進数で表すと3になるので、16進数で表しても、3

1000を2進数から16進数に変換した場合は、10進数で表すと8になるので、16進数で表しても、8

10001を2進数から16進数に変換した場合は、10進数で表すと17になるので、16進数で表したら、11

11100を2進数から16進数に変換した場合は、10進数で表すと28になるので、16進数で表したら、1C

11111を2進数から16進数に変換した場合は、10進数で表すと31になるので、16進数で表したら、1F

100000を2進数から16進数に変換した場合は、10進数で表すと32になるので、16進数で表したら、20

 

HEX2BIN関数の使い方

次に、「条件2:HEX2BIN関数を使い「16進数」の数を「2進数」の数に変換」の時の構文です。

E3セルに入力する時の関数は下記になります。

=HEX2BIN(D3)

数値:16進数の値

HEX2BIN関数は、「16進数」の数を「2進数」の数に変換する関数です。

Fを16進数から2進数に変換した場合は、10進数で表すと15になるので、2進数で表したら、1111

11を16進数から2進数に変換した場合は、10進数で表すと17になるので、2進数で表したら、10001

13を16進数から2進数に変換した場合は、10進数で表すと19になるので、2進数で表したら、10011

16を16進数から2進数に変換した場合は、10進数で表すと22になるので、2進数で表したら、10110

19を16進数から2進数に変換した場合は、10進数で表すと25になるので、2進数で表したら、11001

1Aを16進数から2進数に変換した場合は、10進数で表すと26になるので、2進数で表したら、11010

1Dを16進数から2進数に変換した場合は、10進数で表すと29になるので、2進数で表したら、11101

1Eを16進数から2進数に変換した場合は、10進数で表すと30になるので、2進数で表したら、11110

20を16進数から2進数に変換した場合は、10進数で表すと32になるので、2進数で表したら、100000

 

10進数の変換方法の記事紹介

BIN2HEX関数とHEX2BIN関数は、変換したい値を選ぶだけなので、使い方はとても簡単です。

ただ、2進数と16進数を直接変換することは難しいので、馴染みがある10進数を間に入れて変換する説明を行いました。

過去の記事で「2進数⇔10進数の変換方法」と、「10進数⇔16進数の変換方法」を解説していますので、参考にしてください。

 【エクセル】BIN2DEC関数とDEC2BIN関数の使い方_2進数⇔10進数の変換 - イシバシランブログ

【エクセル】HEX2DEC関数とDEC2HEX関数の使い方_10進数⇔16進数の変換 - イシバシランブログ

2進数と16進数については、プログラミングに興味がある人は、覚えておきましょう。

【エクセル】BIN2OCT関数とOCT2BIN関数の使い方_2進数⇔8進数の変換

数の表示方法に、「2進数」と「8進数」と呼ばれる方法があります。

2進数は、"0"と"1"を使って数を表示する方法で、コンピュータの世界で使われることが多いです。

8進数は、"0"から"7"を使って数を表示する方法で、コンピュータの世界で使われることが多いです。

エクセルで、「2進数」の数を「8進数」の数に変換するのが『BIN2OCT関数』で、「8進数」の数を「2進数」の数に変換するのが『OCT2BIN関数』です。

下図を用いて、BIN2OCT関数とOCT2BIN関数の使い方を解説します。

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BIN2OCT関数とOCT2BIN関数の構文

まず、BIN2OCT関数とOCT2BIN関数の構文は、次のようになっております。

BIN2OCT関数:=BIN2OCT(数値,桁数)

OCT2BIN関数:=OCT2BIN(数値,桁数)

※桁数は、この桁数で表示したいという考えが無ければ、入力は不要です。

 

エクセル関数を使う時は、2つの使い方があります。

1つ目は、黄色の○で囲っている「fxをクリック→すべて表示を選択→該当関数を選択→OK」と入力後に、入力内容を指示した枠が表示されるので、そこに入力することです。

2つ目は、緑色の枠に構文を直接入力となります。

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BIN2OCT関数の使い方

次に、「条件1:BIN2OCT関数を使い「2進数」の数を「8進数」の数に変換」の時の構文です。

B3セルに入力する時の関数は下記になります。

=BIN2OCT(A3)

数値:2進数の値

BIN2OCT関数は、「2進数」の数を「8進数」の数に変換する関数です。

0を2進数から8進数に変換した場合は、10進数で表すと0になるので、8進数で表しても、0

1を2進数から8進数に変換した場合は、10進数で表すと1になるので、8進数で表しても、1

10を2進数から8進数に変換した場合は、10進数で表すと2になるので、8進数で表しても、2

11を2進数から8進数に変換した場合は、10進数で表すと3になるので、8進数で表しても、3

100を2進数から8進数に変換した場合は、10進数で表すと4になるので、8進数で表しても、4

101を2進数から8進数に変換した場合は、10進数で表すと5になるので、8進数で表しても、5

110を2進数から8進数に変換した場合は、10進数で表すと6になるので、8進数で表しても、6

111を2進数から8進数に変換した場合は、10進数で表すと7になるので、8進数で表しても、7

1000を2進数から8進数に変換した場合は、10進数で表すと8になるので、8進数で表したら、10

 

OCT2BIN関数の使い方

次に、「条件2:OCT2BIN関数を使い「8進数」の数を「2進数」の数に変換」の時の構文です。

E3セルに入力する時の関数は下記になります。

=OCT2BIN(D3)

数値:8進数の値

OCT2BIN関数は、「8進数」の数を「2進数」の数に変換する関数です。

15を8進数から2進数に変換した場合は、10進数で表すと13になるので、2進数で表したら、1101

16を8進数から2進数に変換した場合は、10進数で表すと14になるので、2進数で表したら、1110

20を8進数から2進数に変換した場合は、10進数で表すと16になるので、2進数で表したら、10000

25を8進数から2進数に変換した場合は、10進数で表すと21になるので、2進数で表したら、10101

30を8進数から2進数に変換した場合は、10進数で表すと24になるので、2進数で表したら、11000

33を8進数から2進数に変換した場合は、10進数で表すと27になるので、2進数で表したら、11011

35を8進数から2進数に変換した場合は、10進数で表すと29になるので、2進数で表したら、11101

36を8進数から2進数に変換した場合は、10進数で表すと30になるので、2進数で表したら、11110

40を8進数から2進数に変換した場合は、10進数で表すと32になるので、2進数で表したら、100000

 

10進数の変換方法の記事紹介

BIN2OCT関数とOCT2BIN関数は、変換したい値を選ぶだけなので、使い方はとても簡単です。

ただ、2進数と8進数を直接変換することは難しいので、馴染みがある10進数を間に入れて変換する説明を行いました。

過去の記事で「2進数⇔10進数の変換方法」と、「8進数⇔10進数の変換方法」を解説していますので、参考にしてください。

【エクセル】BIN2DEC関数とDEC2BIN関数の使い方_2進数⇔10進数の変換 - イシバシランブログ

 【エクセル】OCT2DEC関数とDEC2OCT関数の使い方_8進数⇔10進数の変換 - イシバシランブログ

 2進数と8進数については、プログラミングに興味がある人は、覚えておきましょう。

【エクセル】OCT2HEX関数とHEX2OCT関数の使い方_8進数⇔16進数の変換

数の表示方法に、「8進数」と「16進数」と呼ばれる方法があります。

8進数は、"0"とから"7"を使って数を表示する方法で、コンピュータの世界で使われることが多いです。

16進数は、"0"から"9"と"A"から"F"を使って数を表示する方法で、コンピュータの世界で使われることが多いです。

"A"から"F"は、普段私たちが使う数字である10進数で表すと、「A→10、B→11,C→12、D→13、E→14、F→15」となります。

エクセルで、「8進数」の数を「16進数」の数に変換するのが『OCT2HEX関数』で、「16進数」の数を「8進数」の数に変換するのが『HEX2OCT関数』です。

下図を用いて、OCT2HEX関数とHEX2OCT関数の使い方を解説します。

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OCT2HEX関数とHEX2OCT関数の構文

まず、OCT2HEX関数とHEX2OCT関数の構文は、次のようになっております。

OCT2HEX関数:=OCT2HEX(数値,桁数)

HEX2OCT関数:=HEX2OCT(数値,桁数)

※桁数は、この桁数で表示したいという考えが無ければ、入力は不要です。

 

エクセル関数を使う時は、2つの使い方があります。

1つ目は、黄色の○で囲っている「fxをクリック→すべて表示を選択→該当関数を選択→OK」と入力後に、入力内容を指示した枠が表示されるので、そこに入力することです。

2つ目は、緑色の枠に構文を直接入力となります。

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OCT2HEX関数の使い方

次に、「条件1:OCT2HEX関数を使い「8進数」の数を「16進数」の数に変換」の時の構文です。

B3セルに入力する時の関数は下記になります。

=OCT2HEX(A3)

数値:8進数の値

OCT2HEX関数は、「8進数」の数を「16進数」の数に変換する関数です。

0を8進数から16進数に変換した場合は、10進数で表すと0になるので、16進数で表しても、0

1を8進数から16進数に変換した場合は、10進数で表すと1になるので、16進数で表しても、1

7を8進数から16進数に変換した場合は、10進数で表すと7になるので、16進数で表しても、7

10を8進数から16進数に変換した場合は、10進数で表すと8になるので、16進数で表しても、8

11を8進数から16進数に変換した場合は、10進数で表すと9になるので、16進数で表しても、9

12を8進数から16進数に変換した場合は、10進数で表すと10になるので、16進数で表したら、A

13を8進数から16進数に変換した場合は、10進数で表すと11になるので、16進数で表したら、B

14を8進数から16進数に変換した場合は、10進数で表すと12になるので、16進数で表したら、C

15を8進数から16進数に変換した場合は、10進数で表すと13になるので、16進数で表したら、D

 

HEX2OCT関数の使い方

次に、「条件2:HEX2OCT関数を使い「16進数」の数を「8進数」の数に変換」の時の構文です。

E3セルに入力する時の関数は下記になります。

=HEX2OCT(D3)

数値:16進数の値

HEX2OCT関数は、「16進数」の数を「8進数」の数に変換する関数です。

Eを16進数から8進数に変換した場合は、10進数で表すと14になるので、8進数で表したら、16

Fを16進数から8進数に変換した場合は、10進数で表すと15になるので、8進数で表したら、17

10を16進数から8進数に変換した場合は、10進数で表すと16になるので、8進数で表したら、20

15を16進数から8進数に変換した場合は、10進数で表すと21になるので、8進数で表したら、25

1Aを16進数から8進数に変換した場合は、10進数で表すと26になるので、8進数で表したら、32

1Cを16進数から8進数に変換した場合は、10進数で表すと28になるので、8進数で表したら、34

1Eを16進数から8進数に変換した場合は、10進数で表すと30になるので、8進数で表したら、36

1Fを16進数から8進数に変換した場合は、10進数で表すと31になるので、8進数で表したら、37

20を16進数から8進数に変換した場合は、10進数で表すと32になるので、8進数で表したら、40

 

10進数の変換方法の記事紹介

OCT2HEX関数とHEX2OCT関数は、変換したい値を選ぶだけなので、使い方はとても簡単です。

ただ、8進数と16進数を直接変換することは難しいので、馴染みがある10進数を間に入れて変換する説明を行いました。

過去の記事で「8進数⇔10進数の変換方法」と、「10進数⇔16進数の変換方法」を解説していますので、参考にしてください。

【エクセル】OCT2DEC関数とDEC2OCT関数の使い方_8進数⇔10進数の変換 - イシバシランブログ

【エクセル】HEX2DEC関数とDEC2HEX関数の使い方_10進数⇔16進数の変換 - イシバシランブログ

 8進数と16進数については、プログラミングに興味がある人は、覚えておきましょう。

【エクセル】OCT2DEC関数とDEC2OCT関数の使い方_8進数⇔10進数の変換

数の表示方法に、「8進数」と「10進数」と呼ばれる方法があります。

8進数は、"0"とから"7"を使って数を表示する方法で、コンピュータの世界で使われることが多いです。

10進数は、"0"から"9"を使って数を表示する方法で、私たちの日常生活で使われている数字になります。

エクセルで、「8進数」の数を「10進数」の数に変換するのが『OCT2DEC関数』で、「10進数」の数を「8進数」の数に変換するのが『DEC2OCT関数』です。

下図を用いて、OCT2DEC関数とDEC2OCT関数の使い方を解説します。

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OCT2DEC関数とDEC2OCT関数の構文

まず、BIN2DEC関数とDEC2BIN関数の構文は、次のようになっております。

OCT2DEC関数:=OCT2DEC(数値)

DEC2OCT関数:=DEC2OCT(数値,桁数)

※桁数は、この桁数で表示したいという考えが無ければ、入力は不要です。

 

エクセル関数を使う時は、2つの使い方があります。

1つ目は、黄色の○で囲っている「fxをクリック→すべて表示を選択→該当関数を選択→OK」と入力後に、入力内容を指示した枠が表示されるので、そこに入力することです。

2つ目は、緑色の枠に構文を直接入力となります。

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OCT2DEC関数の使い方

次に、「条件1:OCT2DEC関数を使い「8進数」の数を「10進数」の数に変換」の時の構文です。

B3セルに入力する時の関数は下記になります。

=OCT2DEC(A3)

数値:8進数の値

OCT2DEC関数は、「8進数」の数を「10進数」の数に変換する関数です。

0を8進数から10進数に変換した場合は、0

1を8進数から10進数に変換した場合は、1

10を8進数から10進数に変換した場合は、8×1+0=8

15を8進数から10進数に変換した場合は、8×1+5=13

20を8進数から10進数に変換した場合は、8×2+0=16

25を8進数から10進数に変換した場合は、8×2+5=21

30を8進数から10進数に変換した場合は、8×3+0=24

35を8進数から10進数に変換した場合は、8×3+5=29

40を8進数から10進数に変換した場合は、8×4+0=32

 

DEC2OCT関数の使い方

次に、「条件2:DEC2OCT関数を使い「10進数」の数を「8進数」の数に変換」の時の構文です。

E3セルに入力する時の関数は下記になります。

=DEC2OCT(D3)

数値:10進数の値

DEC2OCT関数は、「10進数」の数を「8進数」の数に変換する関数です。

35を10進数から8進数に変換した場合は、35÷8=4余り3なので、43

40を10進数から8進数に変換した場合は、40÷8=5余り0なので、50

45を10進数から8進数に変換した場合は、45÷8=5余り5なので、55

50を10進数から8進数に変換した場合は、50÷8=6余り2なので、62

55を10進数から8進数に変換した場合は、55÷8=6余り7なので、67

60を10進数から8進数に変換した場合は、60÷8=7余り4なので、74

65を10進数から8進数に変換した場合は、65÷8=8余り1で、8を8進数に変換すると10で余り1はそのままなので、101

70を10進数から8進数に変換した場合は、70÷8=8余り6で、8を8進数に変換すると10で余り6はそのままなので、106

80を10進数から8進数に変換した場合は、80÷8=10余り0で、10を8進数に変換すると12で余り0はそのままなので、120

 

OCT2DEC関数とDEC2OCT関数は、変換したい値を選ぶだけなので、使い方はとても簡単です。

8進数と10進数の変換の仕方も記載していますので、プログラミングに興味がある人は、覚えておきましょう。