イシバシランブログ

「エクセル関数」と「お金に関する情報」をメインテーマに書いています。

10年連続無減配株_株式会社日新

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Photo by ar130405 from Pixabay

 

今回は、10年連続で配当金の減額がない「株式会社日新」の株式情報について紹介したいと思います。

 

※この記事は、個別銘柄の購入を勧めるものではなく、直近10年間で、減配がない株式銘柄の紹介となります。

株式購入の判断は自己責任で行ってください。

 

 

会社概要

会社名:株式会社日新

証券コード:9066

上場区分:東証一部

決算月:3月

事業内容:国内・海外への輸送業務など

 

会社の特徴

鉄道輸送、海上輸送、航空輸送といった、あらゆる手法とノウハウを用いて、国内・海外の輸送業務を行っています。

その他の事業として、旅行事業や不動産事業を行っています。

 

配当金の推移

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2020年と2021年に、1株あたりの利益が減少したことで、配当性向が上昇しています。

2021年時点の配当性向は50%を超えていますが、新型ウイルスの感染拡大が収束し、渡航制限が解除されれば、人と物の往来が徐々に増えて、配当金の減額を行わなくても配当性向が下降していく可能性があります。

 

株価の指標

配当利回り:3.84%(2021年7月2日時点)

PBR:0.44倍(2021年7月2日時点)

 

配当利回りは、源泉所得税を差し引いても、手元に入る金額が株価の3%以上になりますので、高配当株に分類される銘柄になります。

PBRは、1倍を大きく下回っていますので、株価が急落するリスクは低めです。

 

財務状況

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10年前と比較して、自己資本比率が10%以上良くなっています。

借入金などの他者資本の占める割合が減少していますので、財務の安定性が上昇しています。

 

業績推移

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2020年と2021年は、新型ウイルスの感染拡大の影響で、物流が少なくなったことで、売上高と営業利益率は減少しています。

新型ウイルスの感染拡大の収束が、今後の物流の絶対数を増やす鍵になるでしょう。

 

株価の推移

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出展:Yahoo!ファイナンス(株)日新』 

 

2017年ごろから2018年にかけて、株価の大きな変動がありましたが、以降の年では、1,200円から1,800円ぐらいの間で株価が変動しています。

2020年から現在までは、1,200円から1,650円ぐらいのレンジで株価が推移しており、インパクトが大きい材料が発生すると、レンジから抜け出す可能性があります。

2021年7月2日時点の株価は1,457円となっていますので、今の配当金がキープされるならば、配当利回り4%弱で購入が出来ます。

 

配当金は完全な不労所得になる

収入源を増やしたい人、不労所得を得たい人にとって、強い味方になるのが、配当金です。

配当金は、株式の保有量に応じて金銭を得られるので、自分自身が働かなくても得られる収入となります。

不労所得で安定した金額を得るためには、株式の配当金が毎年安定して受け取れるかが重要な要素となります。

無減配株や増配株は、資産形成において強い味方になりますので、インカムゲインを増やしたい人は、お気に入りの株式を見つけられるようにしましょう。

【エクセル】LOOKUP関数の使い方

エクセルで、データの中から指定した値を抽出するのが『LOOKUP関数』です。

下図を用いて、LOOKUP関数の使い方を解説します。

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LOOKUP関数の構文

次に、LOOKUP関数の構文は、次のようになっております。

=LOOKUP(検索値,検査範囲,対応範囲)

 

エクセル関数を使う時は、2つの使い方があります。

1つ目は、黄色の○で囲っている「fxをクリック→すべて表示を選択→該当関数を選択→OK」と入力後に、入力内容を指示した枠が表示されるので、そこに入力することです。

2つ目は、緑色の枠に構文を直接入力となります。

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LOOKUP関数の使い方

次に、「条件1:データベースから個人の出身を抽出」の時の構文です。

B3セルに入力する時の関数は下記になります。

 

=LOOKUP($A3,$F$3:$F$9,$G$3:$G$9)

検索値:範囲の先頭列で検索する値

検査範囲:検査値が記載されているデータの範囲

対応範囲:抽出データの記載範囲

 

※数式内に入力されている「$」は絶対値を意味する。

絶対値を使わない場合、A1セルに入力されている数式をコピーし、B2セルに数式を貼り付けたら、数式内のセルの列と行が1つずつ右と下にずれる。

しかし、絶対値を付けておくと、A1セルをコピーし、B2セルに貼り付けを行っても、絶対値を付けた箇所は、A1セルの数式と同じ状態になる。

列を固定したい場合は、「$B」のように列番号の左側に入力する。

行を固定したい場合は、「$3」のように行番号の左側に入力する。

列と行の両方を固定したい場合は、「$B$3」のように列と行の番号の左側にそれぞれ入力する。

 

条件式1で算出した答えに戻ると

データベースからAの出身地を抽出すると、北海道

データベースからCの出身地を抽出すると、東京都

データベースからEの出身地を抽出すると、大阪府

データベースからGの出身地を抽出すると、福岡県

 

次に、「条件2:データベースから個人の年齢を抽出」の時の構文です。

C3セルに入力する時の関数は下記になります。

=LOOKUP($A3,$F$3:$F$9,$H$3:$H$9)

 

データベースからAの年齢を抽出すると、20

データベースからCの年齢を抽出すると、22

データベースからEの年齢を抽出すると、24

データベースからGの年齢を抽出すると、26

 

データからの値の抽出はLOOKUP関数を使う

膨大なデータから該当する値を目視で検索となると、苦戦することは必須です。

値を並び替えて、該当するデータを見つけることもできますが、数が多いほど手間が掛かります。

その点、LOOKUP関数を使えば、すぐに抽出することが出来ます。

使い方もすぐに分かる内容となっていますので、もし、膨大なデータから該当する値を抽出しなければならなくなった時は、LOOKUP関数を使って対処してください。 

【エクセル】SMALL関数の使い方

エクセルで、指定した順位に該当する値を表示するのが『SMALL関数』です。

順位は1位に1番小さい値が表示されます。

下図を用いて、SMALL関数の使い方を解説します。

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SMALL関数の構文

まず、SMALL関数の構文は、次のようになっております。

=SMALL(配列,順位)

エクセル関数を使う時は、2つの使い方があります。

1つ目は、黄色の○で囲っている「fxをクリック→すべて表示を選択→該当関数を選択→OK」と入力後に、入力内容を指示した枠が表示されるので、そこに入力することです。

2つ目は、緑色の枠に構文を直接入力となります。

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SMALL関数の使い方

次に、「条件1:順位に応じた3教科の点数を表示」の時の構文です。

K3セルに入力する時の関数は下記になります。

=SMALL($G$3:$G$7,LEFT($J3,1))

配列:対象範囲の選択

順位:表示したい値(1と入力すると1番大きい値が表示される)

 

※LEFT関数は、順位の数字のみ取り出すために採用。

LEFT関数を使うことで、数式ごとに順位に数字を入力する手間を省いている。

 

※数式内に入力されている「$」は絶対値を意味する。

絶対値を使わない場合、A1セルに入力されている数式をコピーし、B2セルに数式を貼り付けたら、数式内のセルの列と行が1つずつ右と下にずれる。

しかし、絶対値を付けておくと、A1セルをコピーし、B2セルに貼り付けを行っても、絶対値を付けた箇所は、A1セルの数式と同じ状態になる。

列を固定したい場合は、「$B」のように列番号の左側に入力する。

行を固定したい場合は、「$3」のように行番号の左側に入力する。

列と行の両方を固定したい場合は、「$B$3」のように列と行の番号の左側にそれぞれ入力する。

 

条件式1で算出した答えに戻ると

3教科の合計点数が1番目に低いのは、Dの180点

3教科の合計点数が2番目に低いのは、Cの210点

3教科の合計点数が3番目に低いのは、Bの220点

3教科の合計点数が4番目に低いのは、Eの260点

3教科の合計点数が5番目に低いのは、Aの270点

 

次に、「条件2:順位に応じた5教科の点数を表示」の時の構文です。

L3セルに入力する時の関数は下記になります。

=SMALL($H$3:$H$7,LEFT($J3,1))

配列:対象範囲の選択

順位:表示したい値(1と入力すると1番大きい値が表示される)

 

5教科の合計点数が1番目に低いのは、Dの320点

5教科の合計点数が2番目に低いのは、Cの350点

5教科の合計点数が3番目に低いのは、Bの370点

5教科の合計点数が4番目に低いのは、Eの450点

5教科の合計点数が5番目に低いのは、Aの450点

 

補足

SMALL関数は、範囲を指定するだけですので、使い方はとても簡単です。

構文の中にある「順位」については、数式が少ない時は手入力で問題ないですが、表示したい順位が多い時は、手間を省くために、あらかじめセルに順位を入力しておき、セルを参照することで、SMALL関数が機能するようにしておきましょう。

【エクセル】HLOOKUP関数の使い方

エクセルで、列データの中から指定した値を抽出するのが『HLOOKUP関数』です。

下図を用いて、HLOOKUP関数の使い方を解説します。

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HLOOKUP関数の構文

次に、HLOOKUP関数の構文は、次のようになっております。

=HLOOKUP(検索値,範囲,行番号,検索方法)

 

エクセル関数を使う時は、2つの使い方があります。

1つ目は、黄色の○で囲っている「fxをクリック→すべて表示を選択→該当関数を選択→OK」と入力後に、入力内容を指示した枠が表示されるので、そこに入力することです。

2つ目は、緑色の枠に構文を直接入力となります。

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HLOOKUP関数の使い方

次に、「条件1:データベースから個人の出身を抽出」の時の構文です。

B3セルに入力する時の関数は下記になります。

=HLOOKUP($A3,$F$2:$M$4,2,FALSE)

検索値:範囲の先頭列で検索する値

範囲:データの抽出範囲

行番号:抽出データの記載行

検索方法:完全一致する値の検索か近似値の検索を指定

 

※数式内に入力されている「$」は絶対値を意味する。

絶対値を使わない場合、A1セルに入力されている数式をコピーし、B2セルに数式を貼り付けたら、数式内のセルの列と行が1つずつ右と下にずれる。

しかし、絶対値を付けておくと、A1セルをコピーし、B2セルに貼り付けを行っても、絶対値を付けた箇所は、A1セルの数式と同じ状態になる。

列を固定したい場合は、「$B」のように列番号の左側に入力する。

行を固定したい場合は、「$3」のように行番号の左側に入力する。

列と行の両方を固定したい場合は、「$B$3」のように列と行の番号の左側にそれぞれ入力する。

 

条件式1で算出した答えに戻ると

データベースからAの出身地を抽出すると、北海道

データベースからCの出身地を抽出すると、東京都

データベースからEの出身地を抽出すると、大阪府

データベースからGの出身地を抽出すると、福岡県

 

次に、「条件2:データベースから個人の年齢を抽出」の時の構文です。

C3セルに入力する時の関数は下記になります。

=HLOOKUP($A3,$F$2:$M$4,3,FALSE)

 

データベースからAの年齢を抽出すると、20

データベースからCの年齢を抽出すると、22

データベースからEの年齢を抽出すると、24

データベースからGの年齢を抽出すると、26

 

行データからの値の抽出はHLOOKUP関数を使う

膨大なデータから該当する値を目視で検索となると、苦戦することは必須です。

値を並び替えて、該当するデータを見つけることもできますが、数が多いほど手間が掛かります。

その点、HLOOKUP関数を使えば、すぐに抽出することが出来ます。

使い方もすぐに分かる内容となっていますので、もし、膨大なデータから該当する値を抽出しなければならなくなった時は、HLOOKUP関数を使って対処してください。

10年連続無減配株_株式会社ティーガイア

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Photo by Nattanan Kanchanaprat from Pixabay

今回は、10年連続で配当金の減額がない「株式会社ティーガイア」の株式情報について紹介したいと思います。

 

※この記事は、個別銘柄の購入を勧めるものではなく、直近10年間で、減配がない株式銘柄の紹介となります。

株式購入の判断は自己責任で行ってください。

 

 

会社概要

会社名:株式会社ティーガイア

証券コード:3738

上場区分:東証一部

決算月:3月

事業内容:携帯電話等の販売代理店業務が主力事業

 

会社の特徴

携帯電話等の販売代理店業務が利益の大部分を生み出しています。

他の事業として、法人に対してデバイス機器の運用について提案や、プリペイドカードやクオカードの販売を促進し、ギフトカードの市場拡大を推進しています。

 

配当金の推移

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2015年頃から配当性向30%前後が維持されています。

今後、配当性向30%前後が維持されれば、業績が大きく悪化しない限り、減配の可能性は低いと考えられます。

 

株価の指標

配当利回り:3.82%(2021年6月25日時点)

PBR:1.71倍(2021年6月25日時点)

 

配当利回りは、源泉所得税を差し引いても、手元に入る金額が株価の3%以上になりますので、高配当株に分類される銘柄になります。

PBRは、1倍を上回っていますが、2021年6月25日時点で、同業種である「コネクシオ(9422)」と「ベルパーク(9411)」も、PBRを1倍超えですので、高くもなく低くもない印象です。

 

財務状況

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2017年から2021年までの5年間で、総資産が3倍になっていますが、自己資本比率は30%を下回ることが増えています。

 

業績推移

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全体的に売上高は減少傾向ですが、営業利益率は右肩上がりで増加しています。

2021年3月期は、営業利益率が3%超えを達成していますので、この傾向を維持してほしいです。

 

株価の推移

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出展:Yahoo!ファイナンス(株)ティーガイア』 

 

2014年ごろから2020年まで900円から3,200円ぐらいの間で株価が変動しています。

2020年から現在までは、1,800円から2,100円ぐらいのレンジで株価が推移しており、インパクトが大きい材料が発生すると、レンジから抜け出す可能性があります。

2021年6月25日時点の株価は1,961円となっていますので、今の配当金がキープされるならば、配当利回り4%弱で購入が出来ます。

 

配当金は完全な不労所得になる

収入源を増やしたい人、不労所得を得たい人にとって、強い味方になるのが、配当金です。

配当金は、株式の保有量に応じて金銭を得られるので、自分自身が働かなくても得られる収入となります。

不労所得で安定した金額を得るためには、株式の配当金が毎年安定して受け取れるかが重要な要素となります。

無減配株や増配株は、資産形成において強い味方になりますので、インカムゲインを増やしたい人は、お気に入りの株式を見つけられるようにしましょう。

10年連続無減配株_アルインコ株式会社

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Photo by Mediamodifier from Pixabay

 今回は、10年連続で配当金の減額がない「アルインコ株式会社」の株式情報について紹介したいと思います。

 

※この記事は、個別銘柄の購入を勧めるものではなく、直近10年間で、減配がない株式銘柄の紹介となります。

株式購入の判断は自己責任で行ってください。

 

 

会社概要

会社名:アルインコ株式会社

証券コード:5933

上場区分:東証一部

決算月:3月

事業内容:仮設機材や無線通信機器の開発・製造・販売など

 

会社の特徴

はしご・建設現場の足場・無線機などの工事現場で使われることが多い製品から、ランニングマシンや握力強化グリップなどの運動時に使われる製品まで、幅広く製品を取り扱っており、多くの市場に参入しています。

 

配当金の推移

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直近5年は配当性向が40%前後となっています。
10年の間に配当性向が急激に上がった年はありませんので、業績が大きく悪化しない限り、減配の可能性は低いと考えられます。

 

株価の指標

配当利回り:3.86%(2021年6月25日時点)

PBR:0.72倍(2021年6月25日時点)

 

配当利回りは、源泉所得税を差し引いても、手元に入る金額が株価の3%以上になりますので、高配当株に分類される銘柄になります。

PBRは、1倍を大きく下回っていますので、株価が急落するリスクは低めです。

 

財務状況

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2012年から2021年までの10年間で、総資産が2倍になっていますが、その過程で自己資本比率は50%前後をキープしています。

借入金などの他者資本の占める割合が急増した年がないということですので、財務の安定性があります。

 

業績推移

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全体的に売上高は増加傾向で、過去5年間では、作業台やフィットネスバイクなどの住宅機器関連が右肩上がりで増加しています。

営業利益率は、2021年3月は5%を下回ったものの、直近5年間で平均5.6%を出しています。

 

株価の推移

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出展:Yahoo!ファイナンスアルインコ(株)』 

 

2015年ごろから現在まで800円から1,300円ぐらいのレンジで株価が推移しています。

2021年6月25日時点の株価は1,035円となっていますので、今の配当金がキープされるならば、配当利回り4%弱で購入が出来ます。

 

配当金は完全な不労所得になる

収入源を増やしたい人、不労所得を得たい人にとって、強い味方になるのが、配当金です。

配当金は、株式の保有量に応じて金銭を得られるので、自分自身が働かなくても得られる収入となります。

不労所得で安定した金額を得るためには、株式の配当金が毎年安定して受け取れるかが重要な要素となります。

無減配株や増配株は、資産形成において強い味方になりますので、インカムゲインを増やしたい人は、お気に入りの株式を見つけられるようにしましょう。

【エクセル】VLOOKUP関数の使い方

エクセルで、列データの中から指定した値を抽出するのが『VLOOKUP関数』です。

下図を用いて、VLOOKUP関数の使い方を解説します。

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VLOOKUP関数の構文

次に、VLOOKUP関数の構文は、次のようになっております。

=VLOOKUP(検索値,範囲,列番号,検索方法)

 

エクセル関数を使う時は、2つの使い方があります。

1つ目は、黄色の○で囲っている「fxをクリック→すべて表示を選択→該当関数を選択→OK」と入力後に、入力内容を指示した枠が表示されるので、そこに入力することです。

2つ目は、緑色の枠に構文を直接入力となります。

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VLOOKUP関数の使い方

次に、「条件1:データベースから個人の出身を抽出」の時の構文です。

B3セルに入力する時の関数は下記になります。

=VLOOKUP($A3,$F$3:$H$9,2,FALSE)

検索値:範囲の先頭列で検索する値

範囲:データの抽出範囲

列番号:抽出データの記載列

検索方法:完全一致する値の検索か近似値の検索を指定

 

※数式内に入力されている「$」は絶対値を意味する。

絶対値を使わない場合、A1セルに入力されている数式をコピーし、B2セルに数式を貼り付けたら、数式内のセルの列と行が1つずつ右と下にずれる。

しかし、絶対値を付けておくと、A1セルをコピーし、B2セルに貼り付けを行っても、絶対値を付けた箇所は、A1セルの数式と同じ状態になる。

列を固定したい場合は、「$B」のように列番号の左側に入力する。

行を固定したい場合は、「$3」のように行番号の左側に入力する。

列と行の両方を固定したい場合は、「$B$3」のように列と行の番号の左側にそれぞれ入力する。

 

条件式1で算出した答えに戻ると

データベースからAの出身地を抽出すると、北海道

データベースからCの出身地を抽出すると、東京都

データベースからEの出身地を抽出すると、大阪府

データベースからGの出身地を抽出すると、福岡県

 

次に、「条件2:データベースから個人の年齢を抽出」の時の構文です。

C3セルに入力する時の関数は下記になります。

=VLOOKUP($A3,$F$3:$H$9,3,FALSE)

 

データベースからAの年齢を抽出すると、20

データベースからCの年齢を抽出すると、22

データベースからEの年齢を抽出すると、24

データベースからGの年齢を抽出すると、26

 

列データからの値の抽出はVLOOKUP関数を使う

膨大なデータから該当する値を目視で検索となると、苦戦することは必須です。

値を並び替えて、該当するデータを見つけることもできますが、数が多いほど手間が掛かります。

その点、VLOOKUP関数を使えば、すぐに抽出することが出来ます。

使い方もすぐに分かる内容となっていますので、もし、膨大なデータから該当する値を抽出しなければならなくなった時は、VLOOKUP関数を使って対処してください。