イシバシランブログ

「エクセル関数」と「お金に関する情報」をメインテーマに書いています。

自分に自信を持つ方法

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Photo by Alexandra ♥A life without animals is not worth living♥ from Pixabay


周りの人はキラキラ輝いて見えるのに対して、自分は何をしてもダメだと落ち込んだことはありますか?

この原因が、周りの人は何をしても優秀だから物事が上手く進み、自分は平凡以下だから上手く進まないと思っているならば、間違いです。

では何が原因かというと、自分が夢中になれることを見つけておらず、それに時間を注げてないからです。

もし、夢中になれることを見つけて、落ち込んでいる場合は、自分に対して厳しすぎるためだと思います。

今回は、自分に自信を持つ方法について解説します。

 

 

時間を掛けたいことを見つける

自分に自信を持つための根幹となります。

自信が持てない理由には、自分が成長していないと感じることや、誰かの役に立てていないという、自己肯定感の低さがあると思います。

夢中になれるものが分からない間は、三日坊主で良いので色々経験してみましょう。

もし、夢中になれるものを見つけたら、自然とそれに掛ける時間が多くなります。

世の中には、その道のプロと呼ばれる存在がいます。

プロになるためには、才能や運も関わると思いますが、間違いなく必要なのは、普通の人よりその道に時間を掛けることです。

プロで活躍するためには、費やす時間が多いだけでは不十分ですが、特技だと言えるレベルになるには、多くの時間を掛ければ、十分到達できるのではないでしょうか。

特技は、自分の魅力になります。

 

自分に足りないものを言葉と数字で明確にする

現状に不満がある場合は、何が原因だと考えているのか書き出しましょう。

書き出したら、それが自分にどのような損失を生み出しているのか、言葉と数字で明確にしましょう。

人は分からないから不安になり、ネガティブ思考に陥ることがあります。

ネガティブ思考を防ぐために、漠然とした不安を無くすようにしましょう。

もし、不満の原因が自分に明確な損失を生み出しているならば、解決方法を調べましょう。

ゴールが明確になると、自分の感情をコントロールしやすくなります。

 

自分に優しくする

目標を高く設定したら、到達できないと分かった時に、ネガティブ思考に陥ってしまいます。

ネガティブ思考に陥らないようにすることが、自分に自信を持てるようになる必要条件です。

目の前の壁は、自分が成長するために正しい道を歩めている証拠です。

壁を乗り越えられたら、自分が成長したという証明として喜びましょう。

壁を乗り越えられない場合は、何もできない状態からそこまで辿り着いた自分を褒めましょう。

 

他人と比較しない

すでに自分は満たされているのに、余計な感情が出てしまうかもしれません。

上を見て必要のない欲が出てしまったり、下を見て自分を甘やかして怠惰になる可能性があります。

「人は人、自分は自分」と心に留めておきましょう。

 

最後に

自分を認めてあげることが出来れば、自分に自信が持てるようになります。

どうすれば、ネガティブ思考が無くなるかを明確にしましょう。

ネガティブ思考を防ぎ続けば、自分に自信を持つことが出来るようになるでしょう。

【エクセル】干支と星座を関数の組み合わせで算出してみた

誰かの生年月日を聞いて、干支と星座が何であるかと、瞬時に思い浮かぶ人は少ないと思います。

干支は生まれ年から、星座は月日から、それぞれ当てはめる必要があるためです。

上記の悩みを解決するために、生年月日を入力するだけで「干支」と「星座」が表示されるエクセルを作成してみました。

 

干支と星座の一覧表を作成する

まず、干支と星座を表示するための事前準備が必要となります。

B3セルに生年月日を入力すると、B4セルに干支を、B5セルに星座を表示させるためには、元となるデータが必要です。

そこで、D列~E列に干支のデータを、G列~I列に星座のデータを設置します。

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まず、干支のデータは、D列に番号を、E列に干支を設置します。

D列の番号は、B4セルに該当する干支を表示させるために必要となります。

番号の決め方は、西暦の年数を12で割った時の「余りの値」としています。

※丑年の場合は、直近の丑年が2021年なので、2021÷12=168余り5となり、番号を「5」としています。

次に、星座のデータは、G列に星座を、H列に開始日を、I列に終了日を設置します。

H列の開始日とI列の終了日は、B5セルに該当する星座を表示させるために必要となります。

 

干支と星座の算出数式

干支を表示するために、B4セルには下記数式を入力します。

=VLOOKUP(MOD(VALUE(LEFT(B3,4)),12),D1:E13,2,FALSE)

 

星座を表示するために、B5セルには下記数式を入力します。

非常に長い数式ですが、内容はシンプルです。

=IF(OR(VALUE(H11)<=VALUE(MID(B3,6,2)&MID(B3,9,2)),VALUE(I11)>=VALUE(MID(B3,6,2)&MID(B3,9,2))),G11,IF(AND(VALUE(H2)<=VALUE(MID(B3,6,2)&MID(B3,9,2)),VALUE(I2)>=VALUE(MID(B3,6,2)&MID(B3,9,2))),G2,IF(AND(VALUE(H3)<=VALUE(MID(B3,6,2)&MID(B3,9,2)),VALUE(I3)>=VALUE(MID(B3,6,2)&MID(B3,9,2))),G3,IF(AND(VALUE(H4)<=VALUE(MID(B3,6,2)&MID(B3,9,2)),VALUE(I4)>=VALUE(MID(B3,6,2)&MID(B3,9,2))),G4,IF(AND(VALUE(H5)<=VALUE(MID(B3,6,2)&MID(B3,9,2)),VALUE(I5)>=VALUE(MID(B3,6,2)&MID(B3,9,2))),G5,IF(AND(VALUE(H6)<=VALUE(MID(B3,6,2)&MID(B3,9,2)),VALUE(I6)>=VALUE(MID(B3,6,2)&MID(B3,9,2))),G6,IF(AND(VALUE(H7)<=VALUE(MID(B3,6,2)&MID(B3,9,2)),VALUE(I7)>=VALUE(MID(B3,6,2)&MID(B3,9,2))),G7,IF(AND(VALUE(H8)<=VALUE(MID(B3,6,2)&MID(B3,9,2)),VALUE(I8)>=VALUE(MID(B3,6,2)&MID(B3,9,2))),G8,IF(AND(VALUE(H9)<=VALUE(MID(B3,6,2)&MID(B3,9,2)),VALUE(I9)>=VALUE(MID(B3,6,2)&MID(B3,9,2))),G9,IF(AND(VALUE(H10)<=VALUE(MID(B3,6,2)&MID(B3,9,2)),VALUE(I10)>=VALUE(MID(B3,6,2)&MID(B3,9,2))),G10,IF(AND(VALUE(H12)<=VALUE(MID(B3,6,2)&MID(B3,9,2)),VALUE(I12)>=VALUE(MID(B3,6,2)&MID(B3,9,2))),G12,IF(AND(VALUE(H13)<=VALUE(MID(B3,6,2)&MID(B3,9,2)),VALUE(I13)>=VALUE(MID(B3,6,2)&MID(B3,9,2))),G13))))))))))))

B4セルとB5セルに数式を入力し、生年月日に「2021/09/18」と入力した場合、下図のようになります。

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数式の解説

まず、B4セルに入力した数式についてです。

1.LEFT関数を使い、B3セルに入力した生年月日の最初の4文字を抽出します。

2.MOD関数を使い、余りの値を算出する前に、割られる数を数値にするために、VALUE関数を使い文字を数値に変換します。

3.MOD関数を使い、「年数÷12」で余りの値を算出します。

4.VLOOKUP関数を使い、MOD関数で算出した余りの値と同じ番号の星座を、B4セルに表示します。

 

次に、B5セルに入力した数式についてです。

1.MID関数を使い、B3セルに入力した生年月日の月日を抽出します。

2.VALUE関数を使い、MID関数で抽出した月日を数値に変換します。

3.IF関数を使い、MID関数で抽出した月日が、「1222以上の値である」または「119以下の値である」に該当したら山羊座、違えば次の処理に進むように設定を行います。

(複数条件の1つに該当すれば良い場合はOR関数を使う。)

4.手順3のIF関数で該当しなかった場合、「321以上の値である」と「419以下の値である」の2つの条件に該当したら牡羊座、違えば次の処理に進むように設定を行います。

(複数条件の全てに該当すれば良い場合はAND関数を使う。)

5.手順4で設定した手順と同じように、牡牛座から魚座まで関数の設定を行います。

(山羊座は手順3で実施したため、ここでは設定しない。)

6.手順5までを終えて、入力した数式の文字列が表示された場合は、下図の設定をしてみてください。

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エクセル関数の記事の紹介

今回、干支と星座を関数で表示するために色々な関数を使用しました。

使い方が難しいと思った関数があった場合は、使い方を載せている記事がありますので、参考にしてください。

 

○VLOOKUP関数

【エクセル】VLOOKUP関数の使い方 - イシバシランブログ

 

○MOD関数

【エクセル】QUOTIENT関数とMOD関数の使い方 - イシバシランブログ

 

○LEFT関数・MID関数

【エクセル】LEFT関数とRIGHT関数とMID関数の使い方 - イシバシランブログ

 

○IF関数

【エクセル】IF関数の使い方 - イシバシランブログ

 

○OR関数・AND関数

【エクセル】AND関数とOR関数の使い方 - イシバシランブログ

やる気の取り戻し方

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Photo by Foundry Co from Pixabay


やる気が出ない時は、自分の中でエネルギーが枯渇している状態です。

エネルギーが出てくる状態に戻すためには、原因を見つけて対処する必要があります。

 

 

やる気が出ない原因

原因は次の4つが考えられます。

 

①休息が足りていない

「やらなければいけないこと」が多くて、休める時間が少ないケースです。

 

②心配事がある

自分の頭の中が心配事に支配されることで、目の前のことに集中できないケースです。

 

嫌だと感じることをしている

頭では分かっていても気持ちの整理が出来ておらず、苦しんでいるケースです。

 

④進むべき方向性が分からない

問題は認識できているが、解決法が分からないケースです。

 

やる気が出ない時の対処法

対処法は次の3つが考えられます。

 

①心身を休める

睡眠時間やリラックスできる時間を増やしましょう。

休める時間が少ない人は、「やらなければいけないこと」に追われていることが多いので、自分の中で義務になっている事を減らしましょう。

「やらなければいけないこと」に対して、優先順位を付けて、後に回せることがないか確認し、1日あたりの負荷を減らしましょう。

もし、負荷を減らせない場合は、周囲の人に助けを求めることが大切です。

周囲の人に頼れない場合は、「やらなければいけないこと」に掛ける時間を減らす方法を考えましょう。

最新のシステムや機器を購入したり、外部のサービスに依頼するなどして、物やサービスに頼ることも立派な対処法です。

 

②ポジティブな感情を引き出す

どのような状態が自分の理想なのかを思い描き、実現するためには何が必要なのかを洗い出しましょう。

必要な事を洗い出したら、そこに辿り着くための目標を細分化しましょう。

細分化した目標を達成していくことで、自分の理想に近づくため、嬉しい感情を引き出すことが出来ます。

 

③原因を解決する手段を探す

何が解決すれば安心できるのかを突き詰めましょう。

もし、自分の力だけで解決できない場合は、周囲の人に助けを求めることが大切です。

時間が足らない事が悩みならば、物やサービスに頼っても良いです。

 

夢中になれるものを探す

「自分は周りに振り回されている」と感じるとやる気は出ません。

もし、問題が解決するかどうかは関係なく、今の環境にいるのが嫌ならば、逃げ出しても良いと思います。

今の環境を改善するにせよ、変更するにせよ、受動的にではなく能動的に動くことが大切です。

能動的に動けるようになるためには、夢中になれることを見つけるようにしましょう。

夢中になれることを見つけるためには、色々なことにチャレンジすることが大切です。

現状で夢中になれることが無いならば、夢中になれる物は自分が知らない何かにある可能性が高いので、少しでも興味を持てるものがあるならば、ぜひ挑戦してみましょう。

無口な人との接し方

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Photo by LOC TRAN from Pixabay

無口な人との接し方に悩んだことはありますか?

無口な人は、自分の情報を最低限にしか出さないので、付き合いが長くない限り、第三者からは何を考えているか分かりにくいです。

無口な人にもパターンが2つあり、周りと話したいが恥ずかしくて無口な人周りと話す気がなく無口な人に分けることが出来ると思っています。

前者の場合だと、相手を気に掛けてこちらから積極的に話しかけ続ければ、心を開いてくれて、徐々にコミュニケーションが取れるようになるでしょう。

しかし、後者の場合だと、積極的に話しかけることは逆効果になります。

なぜなら、話す気がないのに距離を詰めていったら、相手に警戒されて今まで以上に距離を取られることになるからです。

それでも、話す気がなく無口な人とコミュニケーションを取りたい場合の対処法について、「仲良くなりたい場合」と「仕事で関わる必要がある場合」で、考えてみましたので参考にしてみてください。

 

 

仲良くなりたい場合

相手を観察して興味を持っていることを見抜きましょう。

身に付けている物で他と比べて明らかに値段が高いものや、逆に年季が入っているのにずっと使い続けているものがあれば、それに対する思いがあるはずなので、「大切にしていると感じたから」という理由で聞いてみると会話のきっかけになるかもしれません。

もし、相手の趣味が分かれば、自分もその趣味に夢中ということ話してみても良いかもしれません。

ただし、「○○が好きなの?→なぜ?」という質問攻めの形ではなく、「私は○○のこの部分に魅力を感じて好きになった→あなたは○○のどの部分が好き?」という流れで話すべきです。なぜなら、前者だと一方的に話をさせられていると相手が受け止めますが、後者だと対等な意見交換をしていると相手が受け止めるためです。自分から情報を発信することで、相手が趣味について真剣に話したいのだと感じて、徐々に会話の回数が増えるかもしれません。

 

仕事で関わる必要がある場合

相手の感情に何かを訴えることなく必要な情報だけを交換するようにしましょう。

不要な情報を聞かれることを心の中で嫌がりますので、雑談などは一切必要ないです。

話す気がない無口な人にとって、雑談の有効性は感じづらいものです。

空気の良し悪しを重要視していませんので、必要以上のことは話しかけないで、相手のペースを守ってあげましょう。

話す気がなく無口な人は、恥ずかしがり屋さんと違い、必要があれば自分から話しかけてきますので、仕事上の情報共有さえしっかり出来ていれば、後は放置で良いです。

 

無口な人のタイプの見極め方

無口な人が「恥ずかしがり屋」なのか、「可愛げがないのか」見極める方法ですが、雑談を何度かしてみて相手が会話を続けようと努力していたら「前者」、相槌だけで会話を続ける努力をしていると感じなければ「後者」だと考えています。

無口な人との接し方に困っている場合は、参考にしてください。

【エクセル】WORKDAY関数の使い方

エクセルで、任意の日付から土日祝日を除いて経過した日付を算出するのが『WORKDAY関数』です。

下図を用いて、WORKDAY関数の使い方を解説します。

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WORKDAY関数の構文

まず、WORKDAY関数の構文は、次のようになっております。

=WORKDAY(開始日,日数,祭日)

 

エクセル関数を使う時は、2つの使い方があります。

1つ目は、黄色の○で囲っている「fxをクリック→すべて表示を選択→該当関数を選択→OK」と入力後に、入力内容を指示した枠が表示されるので、そこに入力することです。

2つ目は、緑色の枠に構文を直接入力となります。

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WORKDAY関数の使い方

次に、「条件1:土日祝日を除外した経過日数の日付を算出」の時の構文です。

D3セルに入力する時の関数は下記になります。

=WORKDAY(A3,B3)

開始日:年月日

日数:日付から経過する日数(正の数だと未来を、負の数だと過去を表示。)

※祭日は計算から除外する日を指定できる項目ですが、特に指定がないので入力していません。

※1900/1/1以前と、9999/12/31以降を、開始日に設定するとエラーとなります。

※開始日を「1900/1/1から9999/12/31まで」で設定しても、月数の設定で答えが、1900/1/1以前と、9999/12/31以降になる場合は、エラーとなります。

※月数に整数以外の値を入力すると、小数点以下は切り捨てられます。(2.5と入力したら2と判定されます。)

 

WORKDAY関数は、任意の日付から土日祝日を除いて経過した日付を算出する関数です。

2021/7/11の1日後は、2021/7/12

2021/7/11の2日後は、2021/7/13

2021/9/1の3日前は、2021/8/29ですが、2021/8/28と2021/8/29が土日なので、2021/8/27

2021/9/30の4日前は、2021/9/26ですが、2021/9/25と2021/9/26が土日なので、2021/9/24

2021/11/11の5日後は、2021/11/16ですが、2021/11/13と2021/11/14が土日なので、2021/11/18

2021/12/13の6日後は、2021/12/19ですが、2021/12/18と2021/12/19が土日なので、2021/12/21

 

補足

WORKDAY関数は、平日のみ考慮した日数計算をしますので、銀行の営業日計算をする時に役に立ちます。 

カレンダーを確認して、日数を把握することが困難な場面で使えます。

計算する関数ではないため、使う場面は少ないかもしれませんが、知っていれば便利な関数ですので、覚えておきましょう。

【エクセル】EDATE関数の使い方

エクセルで、任意の日付から指定した月数を経過した日付を算出するのが『EDATE関数』です。

下図を用いて、EDATE関数の使い方を解説します。

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EDATE関数の構文

まず、EDATE関数の構文は、次のようになっております。

=EDATE(開始日,月)

 

エクセル関数を使う時は、2つの使い方があります。

1つ目は、黄色の○で囲っている「fxをクリック→すべて表示を選択→該当関数を選択→OK」と入力後に、入力内容を指示した枠が表示されるので、そこに入力することです。

2つ目は、緑色の枠に構文を直接入力となります。

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EDATE関数の使い方

次に、「条件1:起算日の指定した月だけの日付を算出」の時の構文です。

D3セルに入力する時の関数は下記になります。

=EDATE(A3,B3)

開始日:年月日

月数:日付から起算した月数(正の数だと未来を、負の数だと過去を表示。)

※1900/1/1以前と、9999/12/31以降を、開始日に設定するとエラーとなります。

※開始日を「1900/1/1から9999/12/31まで」で設定しても、月数の設定で答えが、1900/1/1以前と、9999/12/31以降になる場合は、エラーとなります。

※月数に整数以外の値を入力すると、小数点以下は切り捨てられます。(2.5と入力したら2と判定されます。)

 

EDATE関数は、任意の日付から指定した月数を経過した日付を算出する関数です。

2021/7/11の1ヶ月後は、2021/8/11

2021/7/11の2ヶ月後は、2021/9/11

2021/9/1の1ヶ月前は、2021/8/1

2021/9/30の3ヶ月前は、2021/6/30

2021/11/11の2ヶ月後は、2022/1/11

2021/12/13の4ヶ月後は、2022/4/13

 

補足

EDATE関数の用途で思い浮かぶのは、次の通りです。

請求書を作成する場合、余白に「年月日」と「月数」を入力する欄を設けて、請求書の発行日に関数を設定する使い方ができます。

また、カレンダーで確認するのが手間になる、過去や未来の日付の算出を、速やかに行うことが可能です。

他には、毎月の同じ日付に必ず行うことがあるならば、スケジュール表を作成することも出来ます。 

EDATE関数は、経過年月の算出をスムーズに行うことが出来ます。

計算する関数ではないため、使う場面は少ないかもしれませんが、知っていれば便利な関数ですので、覚えておきましょう。

【エクセル】YIELD関数の使い方

エクセルで、固定利付債の利回りを算出するのが『YIELD関数』です。

下図を用いて、YIELD関数の使い方を解説します。

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YIELD関数の構文

まず、YIELD関数の構文は、次のようになっております。

=YIELD(受渡日,満期日,年利率,現在価値,償還価額,頻度,基準)

 

エクセル関数を使う時は、2つの使い方があります。

1つ目は、黄色の○で囲っている「fxをクリック→すべて表示を選択→該当関数を選択→OK」と入力後に、入力内容を指示した枠が表示されるので、そこに入力することです。

2つ目は、緑色の枠に構文を直接入力となります。

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YIELD関数の使い方

次に、「条件1:YIELD関数を使い固定利付債の利回りを算出」の時の構文です。

I3セルに入力する時の関数は下記になります。

=YIELD(A3,B3,C3,D3,E3,F3,G3)

受渡日:証券の受渡日

満期日:証券の支払期日

年利率:証券の年利

現在価値:受取日の証券の価格

償還価額:満期日の証券の価格

頻度:利息の支払回数

基準:計算に使用する基準日数(1は実際の日数で計算)

※基準日数が「0または省略」の場合は、(月:30日・年:360日)で計算。

 基準日数が「1」の場合は、(月:実際の日数・年:実際の日数)で計算。

 基準日数が「2」の場合は、(月:実際の日数・年:360日)で計算。

 基準日数が「3」の場合は、(月:実際の日数・年:365日)で計算。

 基準日数が「4」の場合は、(月:30日・年:360日・・・ヨーロッパ方式)で計算。

 

例題は、利息が定期的に支払われる固定利付債をの利回りの算出となります。

100円を1年間で、年利率1%で運用し、償還価額が105円になる場合の利回りは、6.00%

100円を1年間で、年利率2%で運用し、償還価額が95円になる場合の利回りは、-3.00%

100円を2年間で、年利率3%で運用し、償還価額が105円になる場合の利回りは、5.43%

100円を2年間で、年利率4%で運用し、償還価額が95円になる場合の利回りは、1.52%

 

固定利付債の利回りの算出時はYIELD関数を使う

株式投資をしている人にとって、リターン率の計算は必須事項です。

電卓で計算することもできますが、明らかに手間が掛かりますので、あらゆるパターンをシミュレーションをしたい時は、YIELD関数を使うことは非常に有効です。

固定利付債の利回りを計算したい時は、YIELD関数を使ってみましょう。