今回は、居心地が良い環境を作るために出来ることについて解説します。
皆さんは「居心地が良い環境とは何?」と質問されたらどのような環境を思い浮かべますか?
仲が良い人に囲まれて過ごせる環境や、一人でのんびり過ごせる環境を思い浮かべる人が多いと思います。
そして、間違いなく言えることは、自分と合わない人や、面倒くさい人だと思う人が同じ場所にいないことです。
1.好きな人も嫌いな人もいる環境
友達や尊敬する人など、自分が好感を持っている人だけが周りにいることが理想の環境です。
しかし、会社や学校、習い事やサークルといった、自分が関わるコミュニティのどこかには、嫌いな人が存在することが多いものです。
習い事やサークルは嫌だと思うならば、すぐに辞めてそのコミュニティから抜けることが出来ますが、会社や学校だと簡単に辞めることは出来ないため、コミュニティのメンバーが変わるまで嫌いな人と一緒に過ごす必要があります。
もし、嫌いな人が自分に対して、必要以上に厳しく接してくる人ならば、関わることを想像しただけでストレスになります。
好きな人と一緒に過ごせても、ストレスを0にすることは出来ませんので、嫌いな人との接し方が、居心地が良い環境を作るためのカギになります。
嫌いな人が厳しく接してこないようにするためには、下記が必要です。
まず、自分のレベルを上げることです。
相手が必要以上に厳しく接してくる要因に、自分を下に見ている可能性がありますので、そのコミュニティで一目置かれるものが、テストの点数ならば学力向上を、仕事ならば必要な技能を身に付けましょう。
周囲の人が認めるぐらいにレベルが上がれば、相手は周りの目を気にして大人しくなる可能性が高いです。
次に、相手との接触回数を減らすことです。
直接話す必要がなければメールやチャットで、第三者を介しての情報伝達が可能ならば間に人を置いてやり取りをしましょう。
話さなければいけないという余計なストレスをなくすことが出来ます。
そして、第三者に自分の事を知ってもらうことです。
仲良くなるためというより、味方を増やすための意味合いが強いです。
人をしっかり見て行うのが前提ですが、自分の好き嫌いや考え方を開示することで、第三者が自分について理解してくれるようになり、嫌いな人とのやり取りで問題が起きた時に、助けてくれる可能性があります。
2.好きな人も嫌いな人もいない環境
自分に対して、距離を縮めてくる人も、敵視する人もいなくて、各々が自分のペースを確立している場合です。
この環境は人間関係による刺激は少ないので、ストレスはあまり感じません。
人付き合いが淡白な人にとっては良い環境です。
ただ、自分の対応次第では、居心地が悪くなりますので、下記に注意しましょう。
まず、適度な距離感を保ちましょう。
好きではない人から、いきなり距離感を縮められたら、嫌な思いをしますので、急に対応を変えるのはやめましょう。
次に、自分の事だけを考えて動かないことです。
自分の行動で、相手に迷惑を掛ける可能性がある場合は、事前に相手へ相談をしておきましょう。
そして、礼儀を忘れないことです。
挨拶やお礼は必ず言うようにしましょう。
毎日の積み重ねが自分への信用に繋がります。
まとめ
大部分の人が、自分が関わるコミュニティのどこかに嫌いな人はいるものです。
どうしても嫌いな人と関わりたくない場合は、コミュニティを抜ける準備に力を注ぐべきだと思いますが、それ以外の場合は、なるべく関わらない方法を考えましょう。
居心地が良い環境は、自分の行動次第である程度は作ることが出来ます。
自分のスペックを上げることは、時間が掛かると思いますが、意思伝達方法の工夫や、礼儀作法などは、自分の心掛け次第で出来ることです。
少しずつで良いので、出来ることから始めてみましょう。