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【エクセル】WEEKNUM関数の使い方

エクセルで、日付がその年の何週目かを表示するのが『WEEKNUM関数』です。

下図を用いて、WEEKNUM関数の使い方を解説します。

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WEEKNUM関数の構文

 まず、WEEKNUM関数の構文は、次のようになっております。

=WEEKNUM(シリアル値,週の基準)

 

エクセル関数を使う時は、2つの使い方があります。

1つ目は、黄色の○で囲っている「fxをクリック→すべて表示を選択→該当関数を選択→OK」と入力後に、入力内容を指示した枠が表示されるので、そこに入力することです。

2つ目は、緑色の枠に構文を直接入力となります。

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WEEKNUM関数の使い方

次に、「条件1:WEEKNUM関数を使いその年の何週目であるかを算出」の時の構文です。

D3セルに入力する時の関数は下記になります。

=WEEKNUM(B3,A3)

シリアル値:数値に変換する日付文字列

週の基準:週の始まりを何曜日とするかの選択

 

WEEKNUM関数に入力する週の基準には、いくつか種類があり、例題では「基準1」と「基準2」を採用しています。

「基準1」は、1月1日を第1週とし、日曜日を年間で何回迎えたかをカウントしています。

「基準2」は、1月1日を第1週とし、月曜日を年間で何回迎えたかをカウントしています。

 

戻り値の返し方が分かったところで、例題の答えを算出してみます。

 

日付「2021/5/9」は、基準「1」を選択しています。

1月は6週、2月は4週、3月は4週、4月は4週、5月は2週なので、答えは20週

 

日付「2022/7/10」は、基準「2」を選択しています。

1月は6週、2月は4週、3月は4週、4月は4週、5月は5週、6月は4週、7月は1週なので、答えは28週

 

日付「2022/8/20」は、基準「1」を選択しています。

1月は6週、2月は4週、3月は4週、4月は4週、5月は5週、6月は4週、7月は4週、8月は3週なので、答えは34週

 

日付「2020年8月31日」は、基準「2」を選択しています。

1月は5週、2月は4週、3月は5週、4月は4週、5月は4週、6月は5週、7月は4週、8月は5週なので、答えは36週

 

日付「2021年4月13日」は、基準「1」を選択しています。

1月は6週、2月は4週、3月は4週、4月は2週なので、答えは16週

 

日付「2022年1月8日」は、基準「2」を選択しています。

1月は2週なので、答えは2週

 

WEEKNUM関数の他の種類

WEEKNUM関数では、種類に応じて同じ日付でも、違う値が表示されると解説しました。

例題では、1と2の基準を選んだ場合の戻り値を解説しましたが、基準は下図の通り、多様に用意されています。

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種類の中に「11」~「17」が存在することで、好きな曜日を軸にした週のカウントが可能となります。

WEEKNUM関数は、カレンダーをめくり、日付が何週目に該当するか数える手間を無くすことが出来ますので、ぜひ覚えておきましょう。