無口な人との接し方に悩んだことはありますか?
無口な人は、自分の情報を最低限にしか出さないので、付き合いが長くない限り、第三者からは何を考えているか分かりにくいです。
無口な人にもパターンが2つあり、周りと話したいが恥ずかしくて無口な人と周りと話す気がなく無口な人に分けることが出来ると思っています。
前者の場合だと、相手を気に掛けてこちらから積極的に話しかけ続ければ、心を開いてくれて、徐々にコミュニケーションが取れるようになるでしょう。
しかし、後者の場合だと、積極的に話しかけることは逆効果になります。
なぜなら、話す気がないのに距離を詰めていったら、相手に警戒されて今まで以上に距離を取られることになるからです。
それでも、話す気がなく無口な人とコミュニケーションを取りたい場合の対処法について、「仲良くなりたい場合」と「仕事で関わる必要がある場合」で、考えてみましたので参考にしてみてください。
仲良くなりたい場合
相手を観察して興味を持っていることを見抜きましょう。
身に付けている物で他と比べて明らかに値段が高いものや、逆に年季が入っているのにずっと使い続けているものがあれば、それに対する思いがあるはずなので、「大切にしていると感じたから」という理由で聞いてみると会話のきっかけになるかもしれません。
もし、相手の趣味が分かれば、自分もその趣味に夢中ということを話してみても良いかもしれません。
ただし、「○○が好きなの?→なぜ?」という質問攻めの形ではなく、「私は○○のこの部分に魅力を感じて好きになった→あなたは○○のどの部分が好き?」という流れで話すべきです。なぜなら、前者だと一方的に話をさせられていると相手が受け止めますが、後者だと対等な意見交換をしていると相手が受け止めるためです。自分から情報を発信することで、相手が趣味について真剣に話したいのだと感じて、徐々に会話の回数が増えるかもしれません。
仕事で関わる必要がある場合
相手の感情に何かを訴えることなく必要な情報だけを交換するようにしましょう。
不要な情報を聞かれることを心の中で嫌がりますので、雑談などは一切必要ないです。
話す気がない無口な人にとって、雑談の有効性は感じづらいものです。
空気の良し悪しを重要視していませんので、必要以上のことは話しかけないで、相手のペースを守ってあげましょう。
話す気がなく無口な人は、恥ずかしがり屋さんと違い、必要があれば自分から話しかけてきますので、仕事上の情報共有さえしっかり出来ていれば、後は放置で良いです。
無口な人のタイプの見極め方
無口な人が「恥ずかしがり屋」なのか、「可愛げがないのか」見極める方法ですが、雑談を何度かしてみて相手が会話を続けようと努力していたら「前者」、相槌だけで会話を続ける努力をしていると感じなければ「後者」だと考えています。
無口な人との接し方に困っている場合は、参考にしてください。