自分勝手な人とは、相手の都合を考えずに自分本位な行動をする人の事です。
多くの人が、子供の頃から社会人として働いている現在まで、遭遇したことがあると思います。
自分勝手な人と関わると疲れます。
なぜなら、こちらには何の見返りもないのに動くことを求めてくる、『ハイリスクノーリターン』の関係を築いて来ようとするからです。
一番良いのは、自分勝手な人とは一切関わらないことです。
しかし、仕事の都合上、どうしても関わらざるを得ない人もいると思います。
今回は、自分勝手な人と上手く距離を保ちつつ、自分の時間をなるべく無駄にしない方法を解説します。
自分勝手な人の対処法
1.何かを要求されたらこちらの都合を淡々と伝える
自分勝手な人は、相手の都合を考えずに、急ぎの対応を要求してきます。
仕事上、手伝わざるを得ないとしても、こちらにも急ぎの仕事がある場合は、事実を淡々と伝えて後回しにしましょう。
自分のペースを乱されないようにするだけでも、気持ちは全然違います。
私の経験則ですが、相手が急ぎの仕事を求めてくる背景には、1~2週間放置していた仕事の存在に期日直前に気付き、慌てて対応を求めてくることが多いです。
2.伝える際は、メールなどで第三者も加えて伝える
自分勝手な人とのやり取りは、一対一で行うことをなるべく避けましょう。
もし、何かトラブルが発生した時に、都合の良い拡大解釈をされることを避けるためです。
どうしても、一対一になる時はメールなどでやり取りの履歴を残すようにしましょう。
もし、何かを口頭で依頼された時は、メールで「先程頼まれた件の答えは~です。」と回答するようにしましょう。
この回答の際に、相手の上司や同僚宛にも送ることで、解釈の違いを防げる可能性が大きくなります。
3.相手が怒りっぽい人ならば時間をおいて回答する
思い込みが激しい傾向のある人が勘違いして怒っている場合は、こちらはいきなり言い返さず、一旦確認しますと返事を保留しましょう。
大抵の場合、時間が経ったら怒りは収まっていますので、そのタイミングで事実を伝えて、解決を図りましょう。
直接、言いたくない場合は、第三者も加えてメールで事実を伝えましょう。
メールで回答したことに文句を言われたら、「関係者への周知に効率的だと判断した」や「自分の頭を整理する意味を込めて文章にした」等と答えましょう。
4.相手にやられたらやり返す人だと認識させる
自分勝手な人に、あなたを『面倒くさい相手』だと認識させましょう。
要求をした相手が大人しく受け入れると、自分勝手な人からの要求は、今後も続く可能性が高いです。
要求された時に、自分の意見を言い相手の思惑通りに進めさせないことで、相手の要求を抑えることが出来るようになります。
相手とぶつかる必要はありません。
相手を上手く避け続けて、相手の戦意を喪失させましょう。
最後に
自分勝手な人と関わる時に大切なことは、相手が求める水準の答えをすぐに出さないことです。
こちらの都合を考えない相手に、自分を消耗させる必要はありません。
釣り合わない返事を出すことで、相手と一定の距離を保ちましょう。