今回は、10年連続で配当金の減額がない「株式会社ティーガイア」の株式情報について紹介したいと思います。
※この記事は、個別銘柄の購入を勧めるものではなく、直近10年間で、減配がない株式銘柄の紹介となります。
株式購入の判断は自己責任で行ってください。
会社概要
会社名:株式会社ティーガイア
証券コード:3738
上場区分:東証一部
決算月:3月
事業内容:携帯電話等の販売代理店業務が主力事業
会社の特徴
携帯電話等の販売代理店業務が利益の大部分を生み出しています。
他の事業として、法人に対してデバイス機器の運用について提案や、プリペイドカードやクオカードの販売を促進し、ギフトカードの市場拡大を推進しています。
配当金の推移
2015年頃から配当性向30%前後が維持されています。
今後、配当性向30%前後が維持されれば、業績が大きく悪化しない限り、減配の可能性は低いと考えられます。
株価の指標
配当利回り:3.82%(2021年6月25日時点)
PBR:1.71倍(2021年6月25日時点)
配当利回りは、源泉所得税を差し引いても、手元に入る金額が株価の3%以上になりますので、高配当株に分類される銘柄になります。
PBRは、1倍を上回っていますが、2021年6月25日時点で、同業種である「コネクシオ(9422)」と「ベルパーク(9411)」も、PBRを1倍超えですので、高くもなく低くもない印象です。
財務状況
2017年から2021年までの5年間で、総資産が3倍になっていますが、自己資本比率は30%を下回ることが増えています。
業績推移
全体的に売上高は減少傾向ですが、営業利益率は右肩上がりで増加しています。
2021年3月期は、営業利益率が3%超えを達成していますので、この傾向を維持してほしいです。
株価の推移
2014年ごろから2020年まで900円から3,200円ぐらいの間で株価が変動しています。
2020年から現在までは、1,800円から2,100円ぐらいのレンジで株価が推移しており、インパクトが大きい材料が発生すると、レンジから抜け出す可能性があります。
2021年6月25日時点の株価は1,961円となっていますので、今の配当金がキープされるならば、配当利回り4%弱で購入が出来ます。
配当金は完全な不労所得になる
収入源を増やしたい人、不労所得を得たい人にとって、強い味方になるのが、配当金です。
配当金は、株式の保有量に応じて金銭を得られるので、自分自身が働かなくても得られる収入となります。
不労所得で安定した金額を得るためには、株式の配当金が毎年安定して受け取れるかが重要な要素となります。
無減配株や増配株は、資産形成において強い味方になりますので、インカムゲインを増やしたい人は、お気に入りの株式を見つけられるようにしましょう。