今の自分は「好きなことがない」あるいは「好きなことが以前のように楽しめなくなった」と悩んだことはありますか?
好きなことがなくなることは、楽しい時間が減るのと引き換えに、悩む時間を増やすため、精神的にとてもつらいです。
好きなことが分からなくなる原因
原因は2つあると考えています。
1.自分自身を取り巻く環境の変化で価値観が変わる
学生から社会人になった時、転職や異動などといったライフスタイルの変化で、関わる人・住んでいる場所・時間の使い方に大きな変化が出た時に起こりやすいと思います。
自分の中で物事の見方が変わり、優先順位に変化が出たことで、好きなことに対する情熱が下がってしまうのです。
2.目標が無くなったため燃え尽きる
好きなことに対しては誰もが意欲的になります。
また、自分の成長を実感できるので、目標を次々に立てることが多いと思います。
しかし、自分にとってのゴールに到達してしまった時に、次の目標がなくなってしまいます。
やり切った達成感はありますが、方向性は見失ってしまうので、意欲的に取り組むことが出来なくなるのです。
好きなことを見つける方法
方法は2つあると考えています。
1.子供の頃に夢中になったことを思い出してみる
私たちは大人になるにつれて、自分の感情を表に出さないようにすることが多くなります。
感情を表に出さないことを繰り返すことで、自分の好き嫌いに鈍感になり、気付いたら好きなことが分からなくなるのかもしれません。
一方、子供の頃は目の前の事に対して、自分の感情を表に出すことが多かったはずです。
その時に自分は何を楽しんでおり、なぜ楽しかったのかを分析すると、好きなことが見つかる可能性があります。
「三つ子の魂百まで」ということわざがあるように、先天的に好きなことは大人になっても好きな可能性が高いためです。
2.全く経験したことない分野に取り組んでみる
好きなことは何かと少し考えて見つからないということは、自分が思い付く範囲の中に答えはありません。
なので、考えることはすぐにやめましょう。
そして、自分が全く知識がない分野から興味を持ったことに挑戦してみましょう。
何も分からないので全てが新鮮に感じるはずです。
自分の琴線に触れる可能性もありますし、全く楽しくない可能性もありますが、それらの情報は挑戦しないと得られなかったはずです。
このような情報収集を繰り返すことで、自分への理解も深まり、好きなことを見つけられる可能性が高くなります。
結論
好きなことは自分の心境の変化で、以前のように楽しめなくなる可能性があります。
楽しめなくなった時は、それに固執することはやめるべきです。
その代わり、気になったことがあれば、すぐに経験してみましょう。
立ち止まる時間を進む時間に変えられるからです。
好きなことが見つからないと悩んだ時は、ぜひ参考にしてみてください。