就職活動は、人生で重要なイベントである。
なぜなら、就職先での仕事次第で、時間の使い方が大きく変わるためである。
ただ、学校を卒業してから定年までの約40年間、1つの会社で働き続けられるとは限らない。
何らかの理由で、別の会社で働きたいと思うことや、働く必要性が出てくるかもしれない。
その時に、自分が望む会社に入社するためには、転職先が望むスキルや経験を持っている事が必要となる。
漠然と転職したいと思うだけではダメなんだね。
会社の戦力になれることをアピールする必要があるよ。
私自身、別の会社で働きたいと思い、転職した経験がある。
転職のために取り組んだことは、次の通りである。
- PCスキルを上げる
- その会社でしか通用しない仕事を減らす
- 転職先で役に立つスキルを身に付ける
- 転職先が評価する実績を出す
1.PCスキルを上げる
具体的には、1人でPCのセットアップが出来るようになる、ショートカットキーを覚える、エクセルやアクセスなどのソフトの基本動作を理解するといったことである。
私の周りだけかもしれないが、PCを使う人の多くが、遅い処理で操作したり、エクセルやアクセスが持つ機能を有効に生かせていなかったので、PCの基本を理解することは、意外と評価されることだと思い勉強をした。
実際に、転職先でもPCスキルは役に立つ場面が多く、作業時間の短縮に貢献している。
2.他社で通用しない仕事の時間を減らす
自分の業務と全く関係ない仕事を長時間させられたり、上司が満足するためだけの資料の作成など、どこで役に立つのか分からない仕事は、関わる時間を減らした方が良い。
その会社でしか役に立たない仕事を頑張っても、転職先で評価される可能性は低いためである。
3.転職先で役に立つスキルを身に付ける
まず、転職サイトの求人情報に記載されている応募条件を確認する。
未経験でも資格や基礎知識があるならば応募可能な会社、実際の業務経験が応募の条件となる会社など、会社により求める条件は異なるので、自分が取得可能なスキルを見定めて行動に移す。
転職で職種を変えるならば、どの程度の知識があるのか、客観的に判断できる資格取得に力を注ぐ。
職種を変えないならば、その職種に関する業務経験を広げることが必要である。
4.転職先が評価する実績を出す
今と同じ仕事の求人に応募している場合は、その仕事をどのように進めて結果を出したのか、アピールすることが大切になる。
壁にぶつかった時にどのように乗り越えたのか、具体的かつ簡潔に説明を行い、面接官から職場に馴染めると判断されれば、高い評価をもらえる。
実務経験がない時は、主体的に動く、自分なりの考えを持つ、周りと上手く連携を取るなど、仕事で重要だと思うスキルを伸ばすことが大切である。
日頃から目標を持って動くことで、自分の強みを明確にすることが出来る。
また、広く浅くで良いので、社会や経済の動きを知ることや、興味の範囲を広げることも、情報感度を高める為に大切なので、ぜひ取り組んでほしい。