今回は、お金の使い方を変えるために出来ることについて解説します。
あなたは自分のお金の使い方についてどのように評価していますか?
ついつい無駄遣いをすることが多いですか?
それとも必要最低限のお金だけ使い、残りは全て貯金することが多いですか?
そして、自分のお金の使い方で形成されている「今の生活」に満足していますか?
もし、浪費家の傾向があり、今の生活に納得していないならば、支出の優先順位の見直しを行い、自己投資費用を確保出来るようなお金の使い方をする必要があります。
逆に、倹約家の傾向があり、今の生活に納得していないならば、自分が楽しいと思うことを見つけるために、お金を使う必要があります。
浪費家の支出の見直し
最初に行うべきことは、支出の内訳の確認です。
具体的には、毎月の支出から固定費と変動費を把握することです。
下図は、1ヶ月の支出の具体例になります。
まず、固定費が13.5万円掛かっています。
固定費とは、毎月決まった金額が発生する費用の事です。
一度固定費の削減に成功すると、契約を変更しない限り、毎月効果が続きますので、削減可能な費用がないか確認をしましょう。
次に変動費を見てみましょう。
変動費は、食費と娯楽費を合わせて6.5万円掛かっています。
支出の見直しにより捻出したお金は、今の生活を変えるためにお金を使うようにしましょう。
新しい能力を身に付けたいのならば、その分野の勉強のためにお金を使ってください。
高い教材を買えば良いということではないので、事前に情報収集をしっかりしましょう。
勉強している内容に興味を持ち始めると、今まで風景の一部と捉えていたものが、自分の視界に入るようになります。
そして、自ら情報発信を行えば、新しい分野に同じく興味を持っている人と繋がる可能性があります。
倹約家の支出の見直し
最初に行うべきことは、節約の目的の再確認です。
もし、貯金をするだけならば、自分が幸せになるために、許容範囲内でお金を使うようにしましょう。
貯金することが幸せならば、使う必要はありませんが、収入源を増やした方が、お金は早く貯まる確率が高いので、副業や株式投資の勉強をおすすめします。
次に、自分の好きなことを探すことです。
今の生活に不満を抱いている理由が、好きなことがなくて道に迷っている場合は、未知の体験にお金を使いましょう。
好きを探しても見つからないということは、現時点で自分が考えられる所に、好きなことはない確率が高いです。
一方、未知の体験は良し悪しが判断出来ないので、先入観がない自分の思いが分かります。
好きでも嫌いでもなく、分からないものを選びましょう。
今まで、絵に興味を持ったことがなければ、絵を描いたり、美術館に絵画を見に行くと、結果はどうであれ、自分の中で経験値として蓄積されます。
未知の体験を繰り返して、好きなものを見つけましょう。
最後に
浪費家の人が、支出の削減を検討する時に、どうしても優先順位を付けられない時は、収入を増やすことに考えをシフトしましょう。
具体的には、会社で出世して給料を上げる、副業を始める等です。
また、娯楽用に購入した最新作のゲームをクリアしたらすぐに売却する等、支出の一部を回収することも一つの手です。
欲しいものが多いならば、当然ながら相応の努力が必要となります。
収入を増やすことと消費を我慢することのどちらが楽か、天秤に掛けて判断しましょう。
倹約家の人が、毎月の貯金額を減らすことに抵抗がある時は、何ヶ月分の生活費があれば安心できるか、自分でラインを引きましょう。
誰にでも言えますが、今を変えるには新しいことに取り組む必要があります。
その結果、自分だけの武器を作り上げて、生活を大きく変えられる可能性があります。
自分だけの武器を手に入れるために、新しいことに興味を持つようにしましょう。