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好きと信頼の違い

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Photo by Markéta Machová from Pixabay

皆さんは今まで出会った人の中で『好き』と思う人はいますか?

好きだと思う人とは「仲良くなりたい」・「交流を続けたい」と思いますよね。

逆に、今まで出会った人の中で『嫌い』と思う人はいますか?

嫌いだと思う人とは「縁を切りたい」と思いますよね。

では、今まで出会った人の中で『好きだけど・・・。』という人や『嫌いだけど・・・。』と思う人はいますか?

『好き』とも『嫌い』とも断定できない人です。

ほとんどの人が今まで出会ってきたのではないのでしょうか。

好き嫌いの断定が出来ない理由は、相手の印象は好き嫌いだけではなく、信頼できるかできないかも判断要因になっているためと思っています。

今回は、好きと信頼の違いと付き合いを続けるべき人について解説していきます。

 

好きと信頼の違い

好きと信頼は、相手を肯定して受け入れる意味では同じですが、両者の違いはそこに至るまでの判断基準にあると思っています。

好きとは、見た目・声・能力などといったその人の個性に対するもので、早い段階で判断されるもの。

信頼とは、誠実さ・物事への取り組み方などといった、時間をかけて判断されるもの。

好きは短時間で、信頼は長時間で判断されるものだと思っています。

 

評価基準による分類

好きと信頼を評価基準にして結果を4パターンに分類しました。

①好きで信頼できる人:一緒にいると楽しくて大事な話が出来る人

②好きだけど信頼できない人:一緒にいると楽しいけど約束を守らない人

③嫌いで信頼できない人:一緒にいても楽しくなくて約束も守らない人

④嫌いだけど信頼できる人:一緒にいても楽しくないけど大事な話が出来る人

分類パターンを見る限り、①と③はどうするか言わなくても分かると思うのですが、②と④についてはどうするか悩むところだと思います。

 

付き合いを続けるべき人

分類パターンの①と④の人と付き合いを続けるべきだと思っています。

②と付き合うべきではないと考える理由は、信頼できないということは何かしらの迷惑を被っている、または不安要素があるということですので、将来的に大きな損失を受ける可能性があるためです。

一方で、④と付き合うべきと考える理由は、相手のことが嫌いだとしても、何か相手を認めざるを得ないものがあるということですので、そこから自分に足りないものを見つけて学ぶことで、自分の成長に繋がるためです。

 

最後に

人間関係で大切なことは信頼だと思っています。

仲良くなるきっかけは、好きという思いだったとしても、付き合いを続けるかどうかは信頼できるかで判断するからです。

自分が選ばれる人になるためにも、相手に好きになってもらおうと思い動くのではなく、相手に信頼してもらおうと思い動くことが大切だと思います。

ぜひ、人付き合いの参考にしてみてください。